作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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惰眠

 人類
 7   335.6   0   2 

身体を横たえ 何か確かなものにつかまり 波の合間にゆらめき 淡くきめ細かいものをまとい 押さえつけるものも正すものもなく このときばかりはと 分別なくこころが踊る 先もあともなく はじまりも終わりもなく 遊びが遊びでいられ......


現代詩
作成日時 2025-03-03

ダダ、シュルの百年

 鷹枕可
 7   635.3   0   2 
<批評対象作品>
見る夢の数をおしえて

二十世紀末、或は二十一世紀も前半四半世紀終極に差し迫った今、頻りに思い、考える事に「詩運動の一世紀間的循環回帰現象‐論」というものがある。 百年前(敢えて「子供の頃」、とは記述をすまい)言語に拠る言語の破壊‐創造を担っていたのはチューリッヒを拠点とするトリス......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2025-03-09

春の夜

 えんがわ
 4   302.9   0   1 

5万円もしたゲーミングチェアに眠るネコはもう80歳 なでるとぼくの方を向いてそれから肉球を舐める ぬるま湯の温度に変わった窓からは夜の空気 冬眠から冷めたかのように暴走族の高鳴りが響く しましまのネコはつぶらな瞳で僕にあまがみ それからくぅぅと鳴き ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-13

ウナギの寝床

 えんがわ
 24   1040.1   0   1 

地図では指させない何処かで、読み取れない暖簾をくぐり、 誰とも知れない職人が焼いたウナギを食べて、「美味しいな」と口にする。 そして場所も名前も親方も未来か過去かも知れないあなたの目の前には、きっとウナギがあって、 あなたも「美味しい」と言ってくれた......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-19

見る夢の数をおしえて

 高橋髙橋
 5   569.3   0   6 

水泡、 雨期には与える名もなく ただ空回りの(B面) 手繰りよせる等高線と かぎりなく白ばんでゆく 島のかげ、に 目伏せ、とする 幽かな暗喩はもろい と、 言ったあなたの言葉が 数えられるうちの音楽に 葉脈を正した バターロールが い......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2025-03-09

凍る街

 白川 山雨人
 13   843.4   0   1 

冬に春が混じりはじめて 雪なのか雨なのかわからない 崩れそうな水晶たちが 纏うもののない樹々に 雫を羅列していく 陰鬱な曇天を反射してくすむ涙は 街のさざめきでふるえている 小さなオルゴールは霧の帳を放ち 街を閉じ込める かためら......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-25

四季還り少女

 千才森 万葉
 27   1288.6   3   9 

 吐く息にまで情が乗る。  山道を歩き続けた体には熱が籠もり、口元には吐息の白い形がはっきりと浮かぶようになってきた。ここ数日で、確実に季節が転がり始めている。  一方、息の白さとは逆に存在感を失ってしまったのが、背後を歩く影法師だ。彼の輪郭は朧気で寂しく......


現代詩 受賞作
作成日時 2025-03-03

コピー。

 田中宏輔
 13   812.5   2   4 

 手をコピーする。左手をコピーして、右手を コピーする。腕をコピーする。左腕をコピーし て、右腕をコピーする。顔をコピーする。光を 見ないように、目をつむってコピーする。肩と 胸をコピーする。服を着たまま、コピー機の上 に胸をのせてスイッチを入れる。......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-08
投稿作品数: 8188