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死祝生
死に顔に手を 笑った生き物の そっと紡ぐ赤い舌 ”なんて安らかな顔”と 死人に顔などない 口さえ聞けないのだから 短い吐露する悔いならば こう言ってしまえ 「殺してやりたかった」と 産声を上げたその日から思い続けていたと嘯け 死屍累々の惨憺たる蝿の国 色濃くは戦争の 滴り落ちる血や肉が遺憾の夢の如し 謳え戦争を 励め殺戮を 平時はつかの間と泣いて そして何度でも口にしろ 「二度と戦争をしてはならぬ」と その正体があらゆる地の すべてのチカラであろうとも 例えその意志さえ争いの蝶だとしても 口にせずにはいれない 生き物としての死を祝え 人間としての生を謳え 忘れたことさえ忘れたままで
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死祝生 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 400.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-03-12
コメント日時 2025-03-15
項目 | 全期間(2025/04/07現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
自重が感じられます。「戦争」への嫌悪。人の死は戦争を嫌悪させると思うのです。生き物としての死を祝えとはどういう水準なのかが、この詩の価値判断の分水嶺になるのかもしれません。
1初めまして。 とても鮮烈な詩ですね。 それだけに最後の一行、 >忘れたことさえ忘れたままで ここは、古い写真を見ているようで、 ドキっとしました。 そう言えば、Adoさんの「エルフ」という曲の中で、 「忘れたことも忘れてしまえ」と言う一節があるのですが、 これは解釈の自由度があるのに対し、 ほんの少ししか言葉は違わないのに、 >忘れたことさえ忘れたままで この表現は有無を言わさぬ感じだなあと思いました。 ありがとうございます。
1生きていれば、人は悲しいかな、色んなことを忘れていくもので それは死というショッキングなものさえも、気がつけば記憶から薄れて それはある意味自己防衛かもしれません 全てを覚えていたら人は生きてはいかれない それでも、お前らは忘れたとしても、 自分は忘れない という 孤独な意志を感じました。
1何がどうしてと言われても分からないのですが、死生観って面白いですよね。人それぞれで。 死の概念がない人っていうのもいますが。 外国では死出の旅はお祭りごとだったりするらしい。
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