作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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旅する為の雑記帳 二

 ほば
 7   1118.8   1   1 

開いては閉じる どこまでも ありふれた道が 重なっては 十字路となり 人々は束の間 話しては また いつかの別れ 私は虎を観たことはないのだが 時々、その虎はふらりと遊びに やって来て、飼い猫とじゃれる 知っとるかと 威勢も良く 虎はに......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-12

願い

 妻咲邦香
 3   888.4   0   0 

願いの出る場所は大きな洞穴か 入口には番人いるか 時々掃除はしておるか 近付いて良いか 入っても良いか 願い以外は出て来ぬか  オト、ザクラン、ユケ、マイケ 願いは風のようなものか それとも塵のようなものか 人の姿はしておらぬか 老......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-20

ふらふら

 湖湖
 18   1332.2   1   1 

あなた 弱い私を許してくださいね やさしさに餓えてブリザード、ブリザード ふふふふ 夏なのにさみしい女です 身を抱きあぐねて 孤児となって街を歩く まるで糸の切れた凧となって あなたに愛されたいと、嘆きを胸に秘めて 絞られた雑巾の......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-01

Leap of faith あるいは

 三浦果実
 8   1087.7   0   1 

 言い逃れをするぐらいに相手よりも自分を可哀がってしまいました。結局は自分が可哀だけだと誰もがよくいうじゃないですか。微妙ですが、自分はそこ、ちょっとだけ、他人とは違うんだって、そう考えている節があったんですけどね。愛憎の終着地、つまり心中することが特別な出来......


縦書き
作成日時 2022-08-17

一足の幸運

 小夏 巣鳥
 14   1346.2   1   0 

足もないのに転ぶ幽霊 靴下にあこがれる 新しい靴下 今日もあつめた わすれない、私達のよる、滅びない ただの糸屑になった脈 日記は誤字だらけ 望ましい出来事が過去になってゆく 離れる手の温度の仄か 振り回されない あせらされることも......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-02

メタバースと二種回向

 森川 暢(Toru Morikawa)
 10   1024.1   0   3 

「梅原猛と仏教の思想」という思想評伝、「龍とそばかすの姫」というアニメを見て、思ったことを徒然に書く。  浄土真宗の根本教義は二種回向である。二種回向は現実から浄土に向かう往相と浄土から現実に向かう還相に二分される。浄土教といえは死後に浄土に向かうという......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-13

天秤

 ギンヤンマ
 3   850.5   0   0 

丸腰の民間人を殺した そいつが お前の罪状だ 上官の命令だったって それが 無抵抗の民間人を 殺した理由 たったそれだけの理由 本当のことを 言っちまいなよ 天秤に掛けなかったかい お前の命と 丸腰の民間人の命 どちらが重いか......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-02

終わりの始まり

 stereotype2085
 5   1335.9   0   0 

戦車が街路を目的もなく走り、 最早無軌道に獲物を探している。 涙なんて生ぬるいものは絶叫にかき消された。 動かなくなった右手をぶら下げて、 都市をふらつき回る男、その目は飢餓に満ちた獣そのものだ。 神が自死した午前0時を過ぎたあと、 独裁者も銃......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-10
投稿作品数: 3357