作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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見えるものと見えないもの

 きょこち(久遠恭子)
 8   1173.4   0   3 

詩が書けないと筆を折る だがまた新しい筆が目の前に現れる 折っても折っても新しい筆が 書けと言うのか この私に 一体何を この世界は汚れている こんな世界では私の詩はゴミ屑にしかならない それが分かっていながら お前は私に詩を書けと言......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-09

耳鳴り

 薄楽
 11   1910.9   1   2 

理髪店の前は雨が降っていたことがない 亡き王女のパバーヌが聞こえてくる二階の窓は いつも閉じられていて 少年だった僕の耳は 海辺の貝のように 知りもしない 未婚の叔母の過去の波打ち際に取り残されていた ああそうだ そういえば 忘れていた......


現代詩 縦書き 受賞作 受賞作
作成日時 2022-08-13

くだらないこと

 三浦果実
 6   1715.9   0   0 

そうだね、あれは二千年の冬だったかな。世紀末、世紀末だね、今日は冷えるね、世界はもう終わりだねって笑っていたの。そういう空気が世界を覆っていたかな。思い出せる人はわかるよね。ああ、そうだったねと、あの頃も今もそう変わんなくないかなと、そんな感じ。世界ってどの辺......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-08-24

かつらが風で飛ばされて

 野良 ○弧
 0   738.7   0   0 

泥沼を滑らない様に祈っている。 善き事を為して欲しいと思えば、 選択する主知者は自分で有る事を、 後の責めは自分に存する。 乗る事は至って易しいだろうとも、 事の是非は相関を信じるか、 信じないだけの情緒で有る、 意思疎通の悩みなのではと思え......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-07

蜜度

 長谷川哲士
 0   640.7   0   0 

     「蜜度」 淵底から屹立するクレイジー達よ 辻斬り飛魚のさぶらふひとひと 其れサグラダファミリアの幽霊だ 爆音注意報でも爆睡する馬鹿三代 ファンファーレですよ夢中にダンス 翠の丁髷香油がべとり 露に泣き濡れ怨念の復讐鬼 奔れ奔れよも......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-05

風の宮殿

 湖湖
 4   704.7   0   1 

インドのジャイプルはピンクシティと呼ばれ 風の宮殿と名づけられた赤い建造物が風に梳かれている あそこに私の魂は縫い付けられている気がする そんな夏の酷暑の中の意識の揺らぎよ 私は攫われ、囲われ、愛人として娶られ 夜伽の所作を覚える壮麗な女奴隷......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-03

解体品

 A・O・I
 4   945.0   0   0 

  骨董。たとう紙  ちいさくひかる無数の燐、 むねいっぱいの芳春と川を獲る 疎開地へ 朝餉のほど縊る、 人目ごまかし、 あちこち故郷に散る、おしなべて 物の凹凸 広い野原の中央に、静かに又は遠く  落ち着いていきます 列を作って......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-01

詩の日めくり 二〇一八年十二月一日─三十一日

 田中宏輔
 2   551.6   0   0 

二〇一八年十二月一日 「詩」 若いときに書いたものを、文学極道の詩投稿掲示板に投稿した。30代だったろうか。はてさて40代か。ぼくは、自分のすべての作品を一つのストーリーにまとめようとしていたのだった。愚かな試みだったと、いまでは思っている。わざわざそん......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-02
投稿作品数: 3357