作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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虫籠

 類
 20   1469.5   1   1 

ガラスの壁に、手が触れて、彼は見る、音もなく、蠢く、群衆を。一人一人に、足音はつかない、そうして、忙しなく、いつまでも、蠢いている。真昼の、静かな都会。鳥が、空を、飛んでいる、ような気がする。駅のホームに、彼は立つ。ドアが開く、彼は入る。乗客の、誰もが、目を閉......


現代詩
作成日時 2023-01-03

あるいは悪所

 鷹枕可
 6   811.2   1   0 

海の果てなるオルガン弾く天使 世界終末の振子時計に  青き牆壁巡れる都市の記憶よりあらはるる秘匿の神の実名 存在記録の罰を背負ひて 申命に背くものたとへば深淵揺蕩へるをろち 天刑に纏ろはぬ汎神とし茗荷のはなほころべるころ 安息の園に身罷......


縦書き
作成日時 2023-01-03

よこしま

 鯖詰缶太郎
 10   999.5   0   1 

大好きだったあなたが アダルトビデオに出演する 私は ミスターチルドレンさん、死亡 と、書かれたTシャツを着て その ビデオを 見ている なにもかもが 嫌に なったのでしょう と、知らないオジサンが 隣に座り、言った そうか 今、春......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-01-01

知恵の実を選ばしめたリヴァイアサン

 鷹枕可
 5   1242.2   0   0 
<批評対象作品>
世界は自由だ━不死━

知恵の正体とは「分析」であると拝聴をした記憶がある。 事象を糾える糸の網目の、その僅かなほつれやひずみから、問題の第一原因を遡求する試み。 それが私に於いての哲学の存在理由である。と明言しておく。 却説、黒髪氏の作品とは長い付き合いではあるが、近年のその......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2023-01-02

饅頭だらしない

 長谷川哲士
 5   929.8   1   1 

ぶよぶよの饅頭だらしなく 喰われる事待っているのかね もう行くよ付き合い切れぬ 地獄の寺の鐘ごんがんごがっ この自慢の複眼凝らして 靄がかりの路行こうとしている まあ複眼というのは嘘だけどね 正しくは双眼か どうでもいいけど行ってみるよ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-01-03

 げんにび
 5   735.2   0   2 

ひんやりした風が 気持ちいい 向かい風も 追い風も 恋人みたいに 気持ちいい 息を吐く 生きている  白い息が 生きている いのちのまんま 息をする 空気の中で 生きている  肺の中に いのちが 芽吹く 全身を巡る 鼓動 風の記憶 ......


現代詩
作成日時 2023-01-01

世界

 妻咲邦香
 6   792.0   0   0 

あなたが あなたであるための音は 何処にあると? 旋律は 何のためにあると? ではソナタは? ワルツは? タルトとの違いは? 夜の駐車場で 夜自身が眠ってる 薬もお酒も飲んでないのに 笑いの止まらない彼女 幸せそうな人を指差して ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-01-01

芽吹く

 湖湖
 15   959.8   1   5 

私は芽吹く 冬虫夏草の心よ 指先から水仙が私を吸い あらわに冬の野に吹き出て 私は芽吹く 寒かった心に悲願が灯り 木枯らしがおこり 肩口に血脈する椿が滴り咲く 私は芽吹く 耳は尖り 聞きたかった 受けたかった囁きを抱く 花びらの......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-01-01
投稿作品数: 195