別枠表示
わたしは骨
皆は白いと言うけれど わたしは まだ見た事ないから 白いとは言えずにいる そんなこと疑っているのかと 嘲笑われようが 構わないのだけど 当たり前が当たり前に わたしを幸せにしてくれなくて 困っているのです けれども 人間って 行事って カレンダーって とても便利で わたしは擬態を試みながら 長らえてます ああそうだ 骨の話 祖父母も元気でいてくれるから わたしは骨を見た事が ありません 勿論拾ったことも きっと幸せなことですね よく詩にも骨のことが 出てきてもピンとも スンともなりませんが やっぱり骨は誰のも 白いようなので いつかわたしの骨も 誰かに拾われ 砕かれ捨て置かれるのでしょう なんだかホッとしています それが本当ならば ナニガナンデモ 結局いきつくところが 白い骨だと言うならば もっと高く望むなら 飼い犬の齧る骨にでもなれたらいいのに どうせ気持ち悪いとそれは聞き入れてもらえないでしょうが
わたしは骨 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 763.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2023-01-01
コメント日時 2023-01-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
骨っていいですよね。何でしたっけ、血を我慢していたから、お骨が桜色だというお話ってありますよね。私って、地球が球体だとか、回ってるとか、自分で確かめないと気がすまないタイプです。 骨って粉になったら風で飛んでっちゃいますよね。それで風が吹かないところまで移動したあとに、堆積したりするんですかね。
1コメントありがとうございます。 骨ってなんだろう、 見た事ないけどって 詩にしてみました。 骨が粉になって飛んでいくって 素敵ですね。 誰かの目に入らなきゃいいな。 また、読みに来て下さい。 頑張って書きます。
0言い方に語弊があるようにこちらのコメントを読まれてしまえば恐縮ですが、やっと本気で書かれてるなあと読んでおもいました。
1コメントありがとうございます。 そう読んで頂けたのですね。 頑張って書くのでまた読みに来てください。
0飼い犬の喰らう骨になる、それはなにか生き物のなかで波紋し受け継がれる魂の輪廻のような地球との一体感、共鳴感を感じる捉え方ですね。インドのバラナシの火葬場で犬が焼け残った頭蓋骨の皮を毟って食べていたのを若い頃に旅人だった私は見たのです。それを思い出させてくれました。そこには存在が響き合い必要としあっているような円環の命の輪があるような気がしました。あなたの詩はそれを思い出させてくれました。骨になる前に粉骨砕身する生きがいは見つかりますかね。良いお年を。
1コメントありがとうございます。 気に入ってもらえて嬉しいです。 また頑張って書きます。
1コメントありがとうございます。 命の輪。。素敵ですね。
0