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風
ひんやりした風が 気持ちいい 向かい風も 追い風も 恋人みたいに 気持ちいい 息を吐く 生きている 白い息が 生きている いのちのまんま 息をする 空気の中で 生きている 肺の中に いのちが 芽吹く 全身を巡る 鼓動 風の記憶 灰になる 煙だ 雲だ 鳥だ 意識のない僕は 風にゆられて いのちのまんま 息をする 風の噂で聞いたが どうやら僕は 死んじまったってさ
風 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 665.8
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2023-01-01
コメント日時 2023-01-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
いいと思います。ポエティックなのに最初からどこか空虚感があって、最後の一節でその理由が分かる。風の噂で僕が死んだ。他人事のように自分から限りなく距離を置いていて、もしくはそうならざるを得ないほど自分に無関心なのが伝わり、この詩の良さを引き立てています。
0自我から虚脱をしていらっしゃる。 力の抜き加減をよく理解していらっしゃる名文であると感受を致しました。 人称「僕」の童心も堂に入ってあらせられる。 良作。
0すみません、ライトコメントなのですが、この作品って抽象的な手触りがしていいんですよね。「死んじまったってさ」って、あるいみ「死んじまったってサ」なんですよね。それって書いてないことを書いてると思うんですよね。それって抽象的な作品なんですよね。それって手触りのある作品でいいと思うんですよね。
0ん、紅白で藤井風くん、という若手の人気者が出ていて、それを見てインスパイアされて、発案されたのかな、なんて感じましたが。端的で風に対する思いが上手に描かれており、最期に死を口にするのが安直な気がしました。もったいない。
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