作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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バニラアイスとガトーショコラ

 平倉義忠
 1   1321.2   0   0 

あつくなった 手で触れた なつかしい味の バニラアイス たからものみたいな ガトーショコラと 食べたとたん すっと とろけて みたされた きえない想いも つつまれてった あまくて ほろにがい ガトーショコラ いつもの あなたの 優しさが た......


テキスト アドバイス募集
作成日時 2019-07-18

火球という、涙

 あん
 1   1421.8   0   0 

宵闇を火球が一筋走った ー 夜が泣いている 流れ星の中でも一際明るいものを 火球と言うのよ 鼻筋のスッと通った横顔の君 君は驕慢な女だが やはり、今日も美しかった......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-07-09

喪失

 みすず はじめ
 0   1440.1   0   0 

時が過ぎてゆく中で喪いゆくものとは何であろうか。老いに、汚れに、時代に、孤独に挙げれば止めどなく始まって終わる気配は無い。それでも、私たちは、空や木々たちは、喪いことを恐れつつも、受け入れては美化し、それをまた美徳と呼ぶのは神の導きなのだろうか。声や、言葉よ......


テキスト アドバイス募集
作成日時 2019-07-19

昼下がりのソネット

 藤 一紀
 4   1649.0   0   0 

昼下がりのひとけない広場で 雲が流れていくのを見ていた 目をまっすぐ 見開いて 風の向くまま 流されていく雲──。 雲が流れていくのを見ていた そんなことがかつてもあるにはあった ベランダに肘をついて または土手の階段で 流れていく雲は自由で......


テキスト
作成日時 2019-07-18

抱卵する空

 杜 琴乃
 2   1737.1   0   0 

空が繰り返す工作の 紙粘土の手は白くなるばかり 閃きを織り交ぜ また隠し 苛立ちは 体温が柔らかにする 少しの湿りがあれば 幾度でも仕切り直して 窓越しに見えた雲間に 僅かな蒼穹 あれは絵本とともに喪失した わたしの青い鳥ではなかったか ......


テキスト
作成日時 2019-07-16

同化

 瑠璃葉
 1   1536.0   0   0 

嗚呼見たまへよ 海原とも見へる蒼空を! かの空に回転翼機の合わざること! 似つかわしいのは雀達 ちりりちりりと翼機の四方を飛び回り 何処へあてもなく空に消へる 我三味線弾きて 地で踊る! 高ぶる温度は自然に消へる! 心と共に 空に投げたる三味......


テキスト
作成日時 2019-07-16

甘えない

 黒髪
 0   1362.8   0   0 

私は悩みを持って路を歩いた 自分だけがうまく行かないというような悩みだった 夜に信号機が青く光っている やがて青から黄にそして赤くなる 目蓋の奥が熱くなり 帰る場所がないことを思った 誰も帰る場所を持っている人はいないということ その孤独は過去を......


テキスト
作成日時 2019-07-17

眠りの季節

 ひいらぎ
 2   1992.7   0   0 

君たちは知らないだろうけれど 眠りの季節というものは確かに存在する 絶え間なく毒矢を浴びてきたその在り様 そこに内側から矛盾が生じる頃 そんな時に顔を出す ぐうの音も出ないほどに針先を叩きのめすべく 意識の裏側に張り付いている そして ......


テキスト
作成日時 2019-07-14
投稿作品数: 216