作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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夜の帰り道

 ほり
 3   731.9   0   1 

夜の帰り道は幻だらけ 四方八方から囲んでくる影は色黒で、 あなたの影? ほら 横断歩道を渡ってくるあの人だ、あなたにそっくりじゃないか すれ違う寸前にジョギングおじさんに変わる 嘘つきの影 夜の帰り道は聞きたいことだらけ どこへ向かうの?私......


現代詩
作成日時 2024-07-21

リスカ

 明智 愛煌
 1   248.9   0   0 

 体の傷は見える  心の傷は見えない  見えないものは不安  見えるものは安心  見えないものを見ようとして  不安を安心に変えたくて  流した 紅い血......


現代詩
作成日時 2024-07-30

寝室から

 真保
 3   959.9   0   0 

薄いカーテンから漏れ出す月明かりに自分の手をかざすと、 それはまるでイソギンチャクのようでした。 わたしの意識からどこか遠くへ(できるだけ暗く深く安全な場所へ) 逃げ出して行ってしまっても良いと思える程それは他人の物のように重たく、 そして生ぬるく感じ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-07-22

プールサイドにて

 砂柳
 7   1139.5   2   2 

浅いプールで泳ぐ私の 五体満足を笑わないでくれ たまに水底に腹を擦り付けるさまは さぞ滑稽だろうけど 深い海で泳ぐその四肢欠損の体は まるで海蛇のよう きっと 神社の注連縄から逃げ出してきたのだ その身に刻まれた無数の古い傷跡は 陽の光に灼かれ......


現代詩
作成日時 2024-07-19

夜の梟

 中沢
 10   1796.5   0   3 

靄の籠る水面に 日が樹々の影を霧散する 確かに脈打つ枝と枝 不確かな夜の梟が 泣いている ∀s∈V,(目を合わせる(s,a)→(煙り=f(s,あなたの夢))) ここで、V は曖昧な景色の集合、a はあなた、関数f は夢が煙となり薄まる過程を表す......


現代詩
作成日時 2024-07-24

 ハツ
 11   1019.3   0   1 

 祖母に顔を見せるため、久しぶりに実家に帰る道すがらのことだった。  どこかで見たことのあるような、くたびれた半袖のシャツに、 膝より上の丈のベージュのパンツを履いた六十代くらいの男性が、喫茶店の席に座ってゆで卵の殻を剥いていて、数片の卵の殻が、日焼けの跡の......


現代詩
作成日時 2024-07-25

なんか

 尾崎ちょこれーと
 6   875.2   0   1 

なんかっていうことばが なんかすきなんです、わたし なんかすきなんですではなくて なんかすきなのですといいなさい とかいわれても なんかすきなんですが なんかよいんです なんかそういうまいにちが つみかさなるから なんかなんとなくいきてしまっ......


現代詩
作成日時 2024-07-14

葉舟

 田邊容
 68   5772.9   3   9 

嘘を吐かれるのはいい。次を信じないだけだ。おかあさんはかなを産んでから死んだ。だからかなは嘘だった。 ずうっと一緒やで。 言葉が、日に透く葉の裏表のように嘘をつくると思った。指でさせば通じる。からだは土でできていて、嘘がない。 にい、にいよお。 聞かな......


現代詩 歌誌帆掲載応募 受賞作
作成日時 2024-06-30
投稿作品数: 8188