作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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夕暮れ

 karadaki
 2   1618.7   1   0 

遥か遠く山の端に あかい光が溶けてゆく 蒼に染まる町並みの  影にそっと身を潜めて 街灯が揺らぎ滲む夜に 僕は独り歩を緩ませ 深く深く沈んでゆくよ......


テキスト
作成日時 2019-07-28

遠い国から

 agath
 0   1278.4   0   0 

魔都と呼ばれたあの街も、いま思えば懐かしい物語の舞台。 赤煉瓦の駅舎にある小さなバー。目抜き通りを見下ろすスペイン居酒屋。下町の雑踏と中古カメラ屋。そしてなにより、広い空のある大きな公園。 心踊る冒険のために、わざわざパタゴニアやアフリカまで出向く必要......


テキスト
作成日時 2019-07-27

リアルイミテーション

 ねむこっとん
 6   2394.0   0   0 

何処へでも行けるようにと 満月だけ残していった 背中に翼を配(あしら)って 言葉の代わりに… あの日の笑顔に 打ちのめされたこんな日は 満月の落とし方を模索する 翼の主の脱け殻を探す 温もりには敵わなくて 休息の昼日中に弓を射る ......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-07-02

やぁ! さようなら!

 渡辺八畳
 7   2385.3   0   0 

何も語らず、微笑みながら 君は夜の河へと飛びこんだ じゃぽんという音とともに 鉛を溶かしたかのような色の水玉(すいきゅう)がはじける あっけにとられる間も無く急行列車が横切って 窓から見える人人人 ごく一部だけ鉛が浄化され そこもすぐに再浸食され......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-06-16

さざなみ

 鈴木歯車
 0   1385.0   0   0 

いつの間にか やわらかい風の速度が しゅんびん、 という空耳を残して 細いぼくの体をすり抜け ドップラー効果みたいに ずっと後ろの方で デリケートな生き物に進化する それはきっと海からやってきたんで 泳げない僕はつい走りすぎてしまう ぼく......


テキスト アドバイス募集
作成日時 2019-07-26

屑籠に放り投げた手紙

 stereotype2085
 5   2208.8   0   0 

好きだとか嫌いだとかもうとっくの昔に屑籠に丸めて捨てたけど 仕事帰りの夏空がまだ明るいことに少しは心が安らぐんだ。 列車の中吊り広告は、僕らとまるで違う場所にいるようで みんなを決して心変わりはさせられなかった。 僕は車窓の向こうに流れていく古びた建物......


テキスト
作成日時 2019-06-11

前庭で砂が踊る日に

 ほば
 6   2029.1   1   0 

前庭に鯨が打ち上げられて 砂が、チョウ砂が舞い上がれば 世界は揺れて空と大地は ぐわぁんぐわぁんと回転しながら 遠ざかったり近づいたり もしチョウ砂が黄砂のように 気流に乗るなら、あの港をぬけて 沖へ沖へと耳は運ばれて大海を 泳ぐ魚たちの仲......


テキスト アドバイス募集
作成日時 2019-07-18

無題

 peace.pot.microdot
 2   1671.9   0   0 

僕は君のそういうとこが好きだ アルコール中毒でレモンを絞っただけの常温のジンを片手に わけのわからない思想とか理論を僕に解説しようとするその眼差し 雨に濡れたオリーブみたいな匂いのする君の煙草 汚れた皿やグラスがあるキッチン 静かなピアノの音 いつ......


テキスト
作成日時 2019-07-22
投稿作品数: 1670