半島の青 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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半島の青    

束ねた髪をほどいて 空港に降り立ち メール画面をひらいて 息災をつたえる 入り江に風がわたり 青いガラスのように 湖も冴えている 水辺のコテージで 半年の空白を なぞるように 斜めの角度で笑ってみせる 未明に目を覚まし 窓を開けたら 風が潮をいざなって 素肌へしみこむ 小火のような痛みが やがて燎原の火となり わたしを滅ぼすまで オルゴールは鳴りつづける


半島の青 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1731.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2019-07-03
コメント日時 2019-07-25
#テキスト
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1731.7
2025/04/10 04時08分08秒現在
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    作品に書かれた推薦文

半島の青 コメントセクション

コメント数(2)
るる
(2019-07-25)

一貫して、横顔が うつくしい詩編で、ため息がでます。 半島、半年。の半分な感じ。そして、主人公が消息だけは伝えている横顔。 未明、小火。のほのぐらさ。やがて 主人公が秘めた思いは業火となって燃え盛るのでしょうか。映画のオープニングのような詩句だと感じ入りました。

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藤 一紀
(2019-07-25)

こんにちは。最後の一連でそれまでの作品イメージが明から暗へ一挙に覆されました。「オルゴール」という言葉が普段とは全く異質のものとして響いてきました。

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