作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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グリコのおまけ

 るる
 9   3026.7   1   0 

わしは実は ふたごだったと聞かされた日 そして わしのふたごの兄貴だった人は生後まもなく死んだのだと聞かされた日 ねぇちゃんと グリコを分けて食べるように わたされた ねぇちゃんに 言うた 「わしは、グリコのおまけのほうじゃあ 思う そんで 生後まも......


酷評OK ビーレビ杯不参加
作成日時 2019-03-06

雪の十字路

 石村利勝
 3   2128.8   0   0 

 夜来降りしきる雪がひとびとを眠らせ、家々を眠らせ、山を、海を眠らせた。太陽は予報の通り氷結した。青藍色(インディゴ・ブルー)の夜は明けない、もはや。  鉄錆びた幽暗の巷、欺きの十字路が、眠つてゐる万物の血と夢と祈りとを飲み干しながら夜の底を伸びていく。......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-03-18

Main Teme(メインテーマ)

 TBS-teleVISION
 6   2254.0   0   0 

テーマソングが流れてる トキがはじまる ずっと待っていたんだこの瞬間を 気づいたらずっとここにある 生まれる前からここで聞いていた歌 忘れらんないんだ楽しい日々 コメディアンが笑う ふと差し込む悲しい出来事も 真昼に咲いたその花が全部溶......


テキスト 動画 酷評OK
作成日時 2019-03-18

星の名前

 鈴木歯車
 2   1783.8   0   0 

町の風景はいつもひずんでいる きっと 冬の太陽を背負っていたからだ 夏に道路を走り回っていた 片目のつぶれた猫は 車にひかれて死んでいた 彼女の絶え間ない叫びは 青すぎる夜から身を守っている 毎日 化石をしゃべっている僕ら ある日 白い星々......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-03-19

室内

 石村利勝
 12   1689.4   1   0 

 低気圧が近付いてゐる午後。  少年が鉛筆を削つてゐる。  室内に、新しい芯の匂ひが満ちる。  「隆、下りてらつしやい」  と、羊羹を切り終へた母の声が階下から聞こえる。  隆が階段を下りて行く音が段々と遠くなる。 ......


酷評OK
作成日時 2019-03-05

新年のお慶び*

 右肩ヒサシ
 7   1167.2   0   0 

新年のお慶び。 お慶びはむにゅむにゅと不定形で ある。 一月一日、僕の生の軌跡を後からつけて くる。 お慶び申し上げます、と。 元朝、僕は小便器に向かってしょぼしょぼ 薄明るい尿を放ち その覚束ない軌道に切なく泣いて いた。 何が慶ばしいと......


酷評OK ビーレビ杯不参加
作成日時 2019-03-10

グッド・バイ!

 左部右人
 9   1475.8   0   0 

「私たちは詩を読むことができない」 「私たちは詩を聴くことができない」 「私たちが詩を読むことはできない」 「私たちが詩を聴くことはできない」 ≠ 「私たちには詩を詠むことさえできない」 「私たちには詩を聞くことさえできない」 「私た......


酷評OK
作成日時 2019-02-14

意味から逃れられず

 小説書き123456
 1   1109.7   0   0 

空の青さを知る不幸 海の広さを見る苦悩 井の中の蛙は暗い井戸の底の幸せを懐かしむ 知ることによって進む先、知ることによって喪う道 何も無いことによる迷いの無さ 有り余ることにより覚える窮屈さに泣きふける鳴き声はただただ悲しく麗しく ......


酷評OK
作成日時 2019-03-08
投稿作品数: 8569