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しろくろ
降り始めた雪に黒い瓦の屋根が しろくろしている、だれかが走って いったのか、驚いたように白黒している 近所で赤ん坊のなき声だ しろくろしてんなぁ ぼくだって産まれて初めて雪をみて しろくろとないたに違いない あゝ、あの黒い瓦の屋根を だれかが走っていったんだ それだけは間違いないのだ 白黒、しろくろ、白黒、やがて そこいらじゅう、しろしろするだろう
しろくろ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1470.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 18
作成日時 2019-03-15
コメント日時 2019-03-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 6 | 6 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 6 | 6 |
総合ポイント | 18 | 18 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.3 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0.5 | 0.5 |
技巧 | 1.5 | 1 |
音韻 | 0.3 | 0 |
構成 | 1.5 | 1 |
総合 | 4.5 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
拝見しました。 本作が目を惹き付ける理由はやはり「しろくろ」の読み触りの良さと、それによって作品が締められミステリアスな印象を与えている点と思われます。 割と短い詩であるからこそ、語られない部分があるからこそ、自由に想像出来る愉悦に浸れます。
0ふじりゅう 様 コメントありがとうございます。 最近は語りすぎずにどう語るのか、わかりにくい言いようですが、意識しつつ書いてみようという試みもあり、楽しんで頂けたのなら嬉しく思います。
0ふじりゅう 様 コメントありがとうございます。 最近は語りすぎずにどう語るのか、わかりにくい言いようですが、意識しつつ書いてみようという試みもあり、楽しんで頂けたのなら嬉しく思います。
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