作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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わたしにうそ

 梃子
 3   1397.8   1   0 

じぶんにうそはつけないと むかしだれかがいいました いつだれだかはわすれたが あまりしんじていなかった じぶんにうそはつけますと わたしはこえをあらげたい じぶんのことがわかるとは なんとりっぱなごうまんだ わたしにうといわたしだけ しんにわ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-11

エラの詩

 軒路
 2   1131.8   2   0 

 星の残骸が煮えたぎっていた日  エラは幼児のように泣いていた  そこには今まで夜しかなかったので  その熱と閃光を朝と名付けるには あまりに早熟だった  紫の光が眩しい夜へたどり着いて  エラはひとり呆然とせぐりあげる  五億年の叫びで喉が焼......


現代詩
作成日時 2020-08-17

永遠のダンス

 白目巳之三郎
 0   924.3   1   0 

   一枚のレコードが奏でる  オケアノスの花が  subtle body——とらえ難い肉体を散乱させる まき散らされた花吹雪のように 桜は部屋に迷い込み 〈彷徨う〉—— 黄昏を求めて 均衡を求めて ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-21

気のせい

 暗谷時宗
 2   1052.5   0   0 

目の端に飛行機 肩に蜘蛛三匹 気のせい気のせいさ 手首に細筋の傷 弁当に小さな縮れ毛 気のせい気のせいさ 空になった部屋の中に サイコロの目が六 3つ 気のせいか気の性さ テレパシー坊やが駄々こねる ......


現代詩
作成日時 2020-08-18

志願理由書-Y.S.君の詩(その1)

 鳴海幸子
 1   1052.5   2   0 

ごめんなさい、自分をみつけられなくて。 誰もいなくなったら、おなか見せてあげる。 恥ずかしくないよね、共感性羞恥。 君は僕の恥の何を知ってる? ごめんなさい、自分をみつけられなくて。 毎日四時間、人工透析みたいな。 天使のラッパが、聞こえてきた......


現代詩
作成日時 2020-08-20

昏々

 舟虫/GAMAKATSU
 6   1246.2   1   0 

昏々と眠っているようだ 生きることすら謳えない 全て投げ出したくなる 懇々と打ち込んできたことが全てくずれさってしまった 風邪を長いことひいてしまっているようだ 日常生活ではこんこんと咳はでない こんこんと雪が降り続けいているようだな 体感してい......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-19

あぜ道

 奥村うみ
 6   1602.9   1   0 

ぼくが、一歩だけ、あぜ道をあるくと。 田んぼが、一歩だけ、後ろにあるく。 うるさいせみのなき声が、 ぼくにすっかりしみこんで。 まっすぐ一本のあぜ道が、 しずかにゆっくり滲んでゆく。 あぜ道のふうけい。 とけて混ざった空色は、 きっ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-11

僕は修羅

 オドレタセン
 2   1215.2   0   0 

黄昏は滴り落ち 言葉の骨壷を満たしてゆく 都会にまみれた鳥たちは 饒舌に夢を唄い出す 全ては夢の仮枕 ここは夢の墓場 分断された意識の限界集落 万物全てと折り合いつけない 上質な孤独の所有者の住処 僕は修羅 森羅万象評論家 深い夜のかなき......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-15
投稿作品数: 8529