作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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呼美奈ちゃん

 よびな
 2   1293.9   0   0 

私のそとで、死んでいくんです 私ね、名前なんか欲しくなかった 時間の全てが名前に含まれており 名前が、私たちの永遠だ、なんて 私のなかに、死んでいくんです 怒りが廻ります流れがきれます それを孕んだ渦を巻いて溜まりました はじけること......


現代詩
作成日時 2020-09-10

月夜の電話

 さかな
 1   1084.2   0   0 

君の月並みな言葉を聞くためだけに 僕はこの星から愛の言葉を集めてきたのだろうか 君みたいな人はこの世に一人しかいないのに どうして次の恋ができるって思うんだろう 月日がたって君を忘れ 他の人を好きになることなんてないんじゃないかと思う さっ......


現代詩
作成日時 2020-09-08

普通

 左部右人
 7   1532.6   1   0 

荒地に咲いた花ほどに 哀れな呼吸はないだろう 中肉中背の、 何不自由なく生きている 家族はいたって健康で 三食飯にありつけた 学校にさえ、 きちんと出ている 彼の呼吸と 類似している (彼は不幸せだった) 昨日、 息失せても......


現代詩
作成日時 2020-09-06

ルネサンスを想う唄2

 かずや
 4   1290.2   1   0 

私たちの「真理」は振り子のように揺れる 私たちと 私たち以外の何かの間を ゆっくりと揺れる 何を信じようとしたのか 「これまで」を 信じないことを信じると決めた 知の巨人たち そして彼らと共に跳躍した 実践者 革命家 暴君 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-03

異母

 藤 一紀
 7   1701.8   1   0 

小指の第二関節あたりに腰を落ち着けている 黒い物体は紛れもなく母だ 暗い泡(あぶく)の響きそっくりの 声ともとれぬ低い声で やれ箸の持ち方が悪いとか あの女はどうも気に入らないなどと ことあるごとに口をだしてくる 小豆ほどの変わり果てた形になって ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-02

半径五メートルでしか生きられない

 ほば
 17   2577.1   3   0 

遠雷が鳴る あとかさき かなかなひぐらし かなしんで あの遠雷に帽子をかぶせたい 夏のしらせがたくさん奪っていった なつのせみはるのせみ黙っていった とおくとおくこえはとおくまたたき 遠い野に落ちる 遠雷 それは運命のようだ 遠い野に......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-05

杞憂

 afterglow
 9   1691.4   3   0 

回遊魚のように 毎晩身をすり寄せるから 黒い服がたちまち 台無しにされて 夏になってから だいぶ形が変わったと ブラッシングする手が はたと止まる このままいくと どんどんちいさくなって いつか存在そのものが 無くなりそうで ......


現代詩
作成日時 2020-08-31

築山へ去りし君

 白川 山雨人
 1   1152.4   1   0 

雨音のポワレ 懐かしのあの日 フレイバー添え 築山モンブランの 5℃の手すりに マーガレットの手首支えさせて 君は鳩の目つきで 下界見下ろしてた 僕たちは地べただけ 水平世界の広さだけを 広いね なんて言って 鈍く15℃に光るガラ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-30
投稿作品数: 8528