別枠表示
リュウグウノツカイ
前の人が残していったカーテン 私の好みとぴったりだったの ラッキーだね、母はそれしか言わない 知らない人が同じことを考えていたんだよ 普通のことじゃん、父はそれしか応えない 知らないけど、知っているんだよ どういうことなの、弟が訊く だから、リュウグウノツカイみたいな
リュウグウノツカイ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1927.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-09-01
コメント日時 2020-09-06
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
知らないけど、知っている 感覚的にそんなことあるなと思いました。 地震の前兆とも言われるリュウグウノツカイ、そのカーテンが何か連れてくるのでしょうか。 上手く言えないのですが何度も読みたくなる詩でした。
1リュウグウノツカイみたいな ドレープ感のカーテンが目に浮かびました。 そのあと 竜宮からの使いという言葉が しるはずのない前に住んでいた人のことと重なり やわらかなここちにさせていただけました。ありがとうございます
0こしあんさん コメントありがとうございます。 何度も読みたくなる、とほめていただいて嬉しいです。 知らないけど、知ってる。 知ってるけど、知らない。 地上からとても深いところに住む生物のことを、果たして私たちはどれほど知っていると言えるのでしょうか。いや身近なものだって、知っているのかあやしいものです。
0ほっこりした日常の雰囲気と哲学的な問いかけがうまく混じり合ってて面白いと思いました。 リュウグウノツカイというパンチのある例えを最後にもっていくことで、作品が心に残り、かつ冒頭のカーテンにつながるので、何度も読み返したくなるのではと思いました。
1真清水るるさん コメントありがとうございます。 しるはずのない前に住んでいた人 は少ない手がかり(朧げなイメージ)だけを残して、いつも私たちから去っていきますね。でも 同じ部屋に住む という一点において、たとえば、道ですれ違う人よりも、たぶん共通点は多いと思うのです。
0「なぜリュウグウノツカイなのだろう」と素敵なワクワクを感じながら考えていたのですが、コメント欄を拝見してなるほどと思いました。 力量不足ですぐに読解できなかったことが悔やまれますが、強烈に印象に残る洗練された比喩だと感じました。
0カーテンがリュウグウノツカイみたいだと言う事でしょうか。何か海洋を漂う様な比喩だと思いました。
0『リュウグウノツカイ』が、上手いなぁ。 みたいな。 て比喩使われても困る。 なにみたいなのかが、わからない。 わからなさすぎて、無粋と分かりながらググってしまったほど。 なるほど。 そういう使い方なのか。 答えは、要らない。 「『リュウグウノツカイ』みたいな」をそこにもってくるセンスがいいなぁ。 欠けたものが残っている、みたいな。 って、どんな比喩やねん。
0奥村うみさん コメントありがとうございます。 面白いと言っていただき嬉しいです。 リュウグウノツカイにここまでの威力?があるとは、作者自身も知らず、そしてカーテンにつながるという読みも思いつけていなかったのです。今回もそうですが、読み手の方々からのご指摘で気付くことがたくさんありますね。
0水上 耀 さん コメントありがとうございます。 洗練された比喩とのご感想、嬉しく思います。しかしコメント欄を読まなければその読解に至らなかったのは、完全に作者である私の落ち度だと思います。精進します。
0エイクピア さん コメントありがとうございます。 カーテンは比喩とは何も関係なく、恣意的に示したものです。「海洋を漂うような」との表現、何かそこから新しい発想が生まれそうです。
0花澤悠さん コメントありがとうございます。 「意味がわからなくても、良い」みたいなことでしょうか。そういうご意見は初めてだったので、とても刺激的です。 作品が「意味」に完全に還元(回収)されず、(歪さや拡散をもって?)わからずとも良い、と思えるもの。つまり良いものは「わかる、わからない」といった次元ではないと感じました。
0