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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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詩の日めくり 二〇一七年二月一日─三十一日

 田中宏輔
 0   630.7   0   0 

二〇一七年二月一日 「ゼンデキ」 徹夜で、イーガンの『ゼンデギ』を読み終わった。うまいなあと思いつつ、もう少し短くしてよね、と思った。まだ眠れず。デューンの『砂漠の神皇帝』でも読もうかな。このあいだカヴァーの状態のよいのがブックオフにあったので、......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-02

偉大なる虹の辺獄

 外町 利典
 5   1125.5   1   1 

ほら、誰かが叫んでる でもそれは誰の影か 誰の夢か 誰の言葉か 大海から来る津波に飲まれて見えなくなる 口々に下手な口からたくさんの舌を出す 笑った分だけ舌が増えて、遂に何も言えなくなった それでも尚、声を荒らげる人は全ての舌を噛みちぎる それ......


現代詩
作成日時 2021-11-06

片目のだるま

 15歳
 9   1381.3   1   3 

そんな顔して ゆらゆらゆれて じっとこっちを睨まないでよ   ちゃんと勉強してるから まあ、彼なりの愛情表現なんだ 私も ぐらぐら不安定なしかめ面  睨めっこして、  私がふふっと漏らす   だってそんな顔して 体はずんぐ......


現代詩
作成日時 2021-11-24

全員殺してやると思ったあの日

 葵
 2   1002.2   0   2 

全員殺してやると思ったあの日 喉が痛くなるほど、ギリギリと歯が擦れるほど 全員殺してやると思ったあの日 全部忘れて今私はこたつでポケモン実況を見ています......


現代詩
作成日時 2021-12-01

猫のやうな空

 積 緋露雪
 0   688.1   0   0 

猫のやうな空に歩を進める魚は、 やがて来る嵐を綿飴のやうに食らふのだらう。 そして、漁師は空を泳ぐ魚を捕らへて剔抉し、 腸(はらわた)を取って 月光で焼き切る。 ほんわかと首を絞める猫のやうな空は、 身軽に人間の影に張り付き、 その鋭き牙で存......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-12-01

夜更けの龍

 きょこち(久遠恭子)
 3   1026.0   0   0 

眠気が降りてきました。夜更けの狭間には一匹の龍が天を登り夜空を喰い尽くす。壁は壁でありそれ以上でもそれ以下でもない。トタン屋根の上では猫が欠伸をしている。免罪符を祓うように微笑みをあげる。言葉では伝わらない言葉で話しかける。誰の心臓を歌にしようか。路地裏の鉢植......


現代詩
作成日時 2021-12-01

《世界》を握り潰す

 積 緋露雪
 3   959.7   2   2 

彼はまんじりともせずに只管、眼前の闇を凝視す。 ――何故か、《吾》が憤怒にあるのは! さう自問せし彼は闇の《世界》を無性に握り潰したくて仕方がなかった。 ――《世界》? 誰かに呉れちまえ! 《吾》ながら何故かをかしかったので、 思はず苦笑......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-26

リソグラフ #1

 シナスタジア
 0   1506.5   0   0 

葦がうねる 誰もいないところへ 私を隠す 渇き、切れた唇 傷で遊ぶレイキ 鳥の幽霊が エオルス 鳴く 遠く どこまでも いつまでも 肺だけが ヒリヒリと 焦げる 甘藻がうねる 誰もいないところへ 私を隠す ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-29
投稿作品数: 8189