たった一つの地球は
増えに増えたがらくたどもを
まとめてしまえる収納
神様はどこへ行ったんだ
食パンを買いにコンビニか?
君は色んな動物になれる人間だと
神様はよく分からないことを言う
有難うございますとお礼を返すと
親子みたいなもんだからさと笑う
実の親に笑いかけられた記憶がない
そう気付いたのはいつだったろう
両親に見放された子供だと知って
愛をちらつかせる人間ばかりだった
神様は自分が代わりだと言わなかった
ただの一度も言わなかった
苦しい時も悲しい時も
傷みが辛抱出来なくて
悲鳴を上げそうな時も
一緒にいて欲しいと空に願ったことを
聞いてくれただけかもしれない
それが神様の仕事だから
感謝はいらないのかもしれない
きっと祈って願えば嬉しいのだろう
これからも人は人をゴミ扱いする
間違いを踏み倒して生きていく
それでも死んではいけなくて
理由を誰も知らないままなら
呼吸するとはどういうことなのだろう
思い立って
神様の幸せは何?と尋ねてみると
世界平和、と
ふざける小学生みたいに答えた
作品データ
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作成日時 2021-12-01
コメント日時 2021-12-01
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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2024/11/21 23時26分47秒現在
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