作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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松山おんな二人旅

 秋乃 夕陽
 19   908.1   0   2 

三十路越えて シジュウガラ啼くふたり 好きになったヒト 薬指に指輪 あゝあゝあゝあゝあゝ またひとり 涙こぼれます 滲む瀬戸内海 耐えて耐えて耐えて耐え抜いて あゝ それでも耐えてみせます ふたりなら 女の友情芽生える 松山女ふた......


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作成日時 2024-10-01

四月になると

 田中宏輔
 12   796.2   1   4 

順番がきて 名前を呼ばれて立ちあがったけれど なんて言えばいいのか、なにを言えばいいのか わからなくって、ぼくはだまったまま (だまったまま)うつむいて立っていた。 しばらくすると 後ろから突っつかれた。 突っつかれたぼくの身体は傾いて 一......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-01

フォーク

 熊倉ミハイ
 19   1786.0   0   7 

線路の焼かれた匂いにつられて、別れを追いか けた少年たちの足跡がテーブルについている。 なぞる。頼んでいたコーヒーが届く。産毛がテ レビの青白い光に向かって凪いで、うたた寝を する湯気に雨を見る。どうも待ち人は来ない。 なぞられたテーブルはショールの......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-02

黄昏道

 田代ひなの
 9   688.5   0   2 

後何回、貴方に会えるだろう 後何回、貴方と言葉を交わせるだろう 後何年、貴方は生きていられるだろう いつか永遠の別れが来る前に 後どれだけのことが、貴方と出来るだろう 夕陽が霞む黄昏道を歩きながら ぼうっと一人で考えていた 石畳の散歩道 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-03

極楽トンボ

 ぺえ太
 4   514.8   0   0 

四肢をちぐはぐに振り回しながら チンピラ歩きの極楽トンボ ぶつかる視線を急旋回でかわし 今にも汲み取られそうな街角の ひょんな拍子のつむじ風 ホログラムの羽を 太陽にまっすぐ立ち上げて一人ゆく 極楽トンボ やつれた背に虹を倒して 明後日へと逃......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-07

死なないこと、生きること、生かされること

 ほば
 6   684.4   0   1 

遠くなった雨に触れながら 靴をそろえる、わたしのあなたの ばらばらなアシドリの来た道を 思う、虫も鳥もごみも集まる いらなくなった、部屋の隅っこで 膝を抱えていたアシドリが 鼻をひくつかせて、裸足で 湿った空気を撫でまわし鼻歌になる たくさんの......


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作成日時 2024-10-06

美の世界

 野良 ○弧
 6   604.1   0   0 

男性は愛を理想に掲げて、其の愛の為に生きる者で有る等と、世間では語られるが、日本国の成人男性で有り、尚且つ女性を生殖の対象として観ている、私の意見を語らせれば、甚だ笑止千万な女性の陳腐な浅知恵で有る。其れは、男性の英雄崇拝主義的な理想を煽てる。生殖の欲求を心身......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-03

いますこし、あなたの木陰に

 田中宏輔
 18   1334.2   0   6 

いますこし あなたのかたわらで あなたのつくる木陰に わたしをやすめさせてください かつて あなたから遠く 遠くはなれていったわたしを あなたの幹にもたげさせてください あの日は 春の陽の光が とてもやさしくあたたかでした わたし......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-01
投稿作品数: 3355