作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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残念ながら はっぴー

 三浦果実
 4   1546.2   1   1 

わたしたちの詩はどうでもいいメロディーよりもさらにどうでもよくてあなたが書いている詩はわたしたちの嘘くさい生をとてもよく表している。あなたの嘘くさい生をたとえてあげようか。それはラブホに入って待つ間にもたげる妄想。本番ありの女の子は金が目的なことぐらいわか......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-18

Konstellation

 なかたつ
 8   2263.9   2   4 

出勤前 澄み渡った空に 月 がぽかんと置いてあった なんだか 今日はいいことがあるかもしれないな と足取りが軽くなる 最近、綺麗な星空を見たよ。眼鏡をかけても視力が1.0あるかないかだけど、それでも、星が優に100個は超えて、夜空に置いてあっ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-05

神よりも

 湯煙
 5   1721.8   1   1 

    冬ようたえ   競い   生き   今日を   凍てついた六花   ふりちらし   微塵に   無様に   御身はくりかえし   望み   飛び   走り去り   進み   あらゆるもの    ......


縦書き
作成日時 2020-12-08

暮れる

 野良 ○弧
 4   1287.2   0   1 

茜に染まる、空を眺める女の姿は、 晩秋の風を、切る音と為る、 唯、口癖の私を、手紙の文書にして、 燻りを伝える、他人の灯群れを、 落ちれば割れる、 ガラス細工の、待ち合わせ時とも感じる、 季節の茜を、そんな女と思えば、 灯しの始まりを、見つけ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-01

ピアニシモ

 宝塚橋乃
 6   1491.5   2   1 

雲がようやく 陽をおおい キエフの門に さしかかる レースの白い カーテン 風にゆられて ゆっくりと おおきく 両手をひろげ つかむように 鍵盤をたたく アナトゥール ほんのすこし音が どうなさったの 歪んだところで かまわずに......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-02

城崎

 五木 國重
 2   1225.3   0   1 

玉川上水 京橋 逗子 キシキシきしキシ 市ヶ谷 軽井沢 きしきしキシ キシ と おと がする 揺れる一枚の葉に動かされることなく 無頼に憂えた末に溺れる 多量の精算か/煙に巻かれたか あまねく陽を享受する夏の新緑 木......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-08

落し物の二割は動物たちによって届けられている

 r
 9   1580.4   3   4 

市役所前じゃなくて 北見町三丁目で降りる そのほうが市役所に近い これは人々の常識 市役所前で降りた狸は 騙されたような顔で バスの行く方向 すなわち市役所へ 早歩きで進む なんとも言えない気持ち 西日を受けて 険しい表情 緊張のせいか......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-05

覚えられなかったこと

 三浦果実
 8   1477.9   0   1 

眠りにつくことを覚えられなかったわたしは苦しむ。 苦しみ続けながら働くことは、覚えた。 高木儀三郎商店を曾祖父から代々営み継ぐ父と共に。 店前の路地、本下水道の入替工事の案内に共産党員(真人間)として 当たり前な抗議活動を起こす父。 税金の無駄遣いを......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-04
投稿作品数: 3357