作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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優しい公園

 花澤悠
 6   1440.2   0   0 

こらえきれず、ただひとり 笑っていた 優しい風がほおを撫でる マンション横の小さな公園で 流れる白い雲が、水色の空を泳いでいた 小さな子どもとそれをあやすまだ若い母親の眼 キラキラと煌めいて 美しい、優しい絵画のよ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-04

詩の日めくり 二〇一五年一月一日─三十一日

 田中宏輔
 1   892.2   1   1 

二〇一五年一月一日 「初夢はどっち?」  ようやく解放された。わかい、ふつう体型の霊が、ぼくの横にいたのだ。おもしろいから、ぼくのチンポコさわって、というと、ほんとにさわってきたので、びっくりした。きもちよかった。直接さわって、と言って、チンポコだし......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-01

折り紙の巨人

 紅茶猫
 2   1102.7   0   0 

かたちをトレースするのは もう、止めた。 ちょうど良い頃合いだと思っていた 逆さまに透けている言葉に 意味のない線を重ねていく 折り紙の巨人が 立ち上がる ふらふらと差し出す 一粒のパン (もっとよく歩く) (完璧な人生) 少し赤......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-22

夜想曲

 蓼科芙月
 2   1074.1   0   0 

闇に紛れしは 舐める傷も見えず 和音のやうに 他人と重なる 闇に憩いしは 現実も見えず dim. のやうに 時は費ゆ 神に赦しを乞へばされど明日の前奏曲 刹那に散りし、音の定めかな 残された 嬰ハの調べ 穿ちつつ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-11

二人暮らし姉弟 弟の独白

 みつき
 3   1057.6   0   0 

寒い時期は 使った食器をためて  ある程度たまったらどちらかが洗うという暗黙の了解があった そんな中、姉から突然の通告 「働いていないのなら お皿をためずにすぐに洗ってください。」 弟の独白  たしかに 僕は 働いていない 情勢が どう......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-19

気怠げな夕暮れ

 新染因循
 5   1385.3   0   2 

夕暮れはいつも 気怠げだ ゆらゆらと雲ばかりを吐いている 雲は形を変えて表象の一つになる あまたの詩に唄われる美しさも おぼろげな影たちの歩道への たましずめにはならないだろう 冬の教室が好きだった 差しこむ斜陽に反射するマークシートと ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-14

輾転反側させられ

 鳴海幸子
 8   1805.4   0   1 

3回待って、 ① メールは「子供服一着」演技して誘拐。の誘は 誘われるの?誘うの? You are my・・・? ② ぐあす床 ナナ、鬼鬼ババ モーモーでは私 倒れる演技して ③ 紅い筆 時の絨毯 プリーーーツスカートに ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-13

 依
 1   889.9   0   0 

いつから私はこの足の 歩みを止めていたのでしょう 気付かぬうちに悲しみが 泥濘のように足を汚しましょう そうすれば私はもう 生きるに値しない道化師なのです 春の陽射しは絶え間なく降り注ぎ 冬の湿雪はこんこんと降り積もる 過ぎ行く季節の合間に......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-14
投稿作品数: 3357