作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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幸せの国

 ネン
 8   1125.2   0   1 

幽霊はもう死んでるから 殺されることもないし 生き返ることもないよ 俺が町角に立ってるのを見るだけで 「早くいなくなってくれ」って 人がとんでもなく怖い顔をして叫ぶ だけど 幽霊はもう死んでるから 殺されることも生き返ることもないよ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-08-01

もはや過去の思い出は

 早瀬野卑
 3   1154.8   1   0 

もはや過去の思い出は 奔流となって未来へと 押し流れてはゆかない はるか後方で蛇行し 還流している 微かだが強烈な光を放ちつつ 私の心の水面に照り映える 閉じたる水路の光を時折見返りつつ さらにこの先へと進むしかない......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-30

かけてる

 春田
 8   1304.7   1   1 

欠けている、これはだめだ。 色が少し薄い、これはだめだ。 大き過ぎるぞ、これはだめだ。 小さ過ぎるぞ、これはだめだな。  私は今日も工場にて、キビナゴの選別。 人付き合いが上手くなくっちゃぁ、だめよ。 愛想が悪いぞ、笑ってなきゃだめ。 鼻......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-09

聖霊列車

 トビラ
 0   903.5   0   0 

ずっと遠い惑星(ほし)で列車が走っている 透明な列車 銀河鉄道とは違う路線 行き先は宇宙のその先 宇宙空間をつきぬけて さわやかな草原まで行く鈍行列車 数多のさよならと 沢山のおかえりの 繰り返しを燃料に 光よりも速く ルールというレールに......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-30

星、庵にて語る

 &
 5   1243.1   0   0 

家にて灰、小さく髄液の稲妻、ゴミのたたなめて我をい責めし庵、風雅なり 世の錆びて文字ばかりに、臓腑より転々と語られし星々の、しゃべれば騙り詩言葉破棄 天、点々、結びて線、遥か高みにて歌い、夜に徘徊、敗壊歌唱野郎、花椒香る中華飯店の、厨房より流れたるたれ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-13

せっかちに泣き濡れて

 なないろ
 8   1325.7   0   0 

せっかちに泣き濡れて 急いで転んで また泣いて 走ってはまた泣きじゃくり 誰かと走れば先にゴールされ ゴール出来ればいいのよと あなたは私に諭します 急いでいいこと無いのよと 一番じゃなくていいのよと 道端の花が笑います......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-17

踏み入ると

 ウタ
 4   989.7   0   0 

踏み入るとスッと空気が切り替わる この瞬間が気持ちがよく 一つ前の世界との隔たりを感じる 続いて蝉や鳥や葉擦れの音が広がりをみせ それは雑然としているようで どこか法則性があるようにも感じられ まるで曲の一節のように安ら......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-26

日常と非日常の裂け目のポケットの中の戦争

 森川 暢(Toru Morikawa)
 0   871.7   0   0 

日常の裂け目で戦いが行われている 命をかけた戦い しかしそれは決して日常には現れない 次々と来る敵 戦う兵士たちの悲鳴 しかし硝煙は日常には決して届かない 子供の声 夏の海 家族の団らん トンボやセミが駆け巡る プールサイド 果てしない空......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-25
投稿作品数: 3356