作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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感覚

 原松 海優
 9   813.3   0   0 

タバコを吸い始めてから自分の中の感覚が変わった。感情とか思い出とかタバコを吸うとそれらが輝く。でも吸い終わるとそのフィルターは全くと言っていいほど無くなる。吸い始める前はそんなフィルターはなくて,感情も安定していた。 まるでタバコに振り回されている感覚だ。 ......


現代詩
作成日時 2024-02-11

この部屋で

 佐々木春
 4   671.5   1   0 

すごく寒いし、ふざけるのやめよ ひとりじゃないって昨日の言葉 いつまでたっても既読にできない きみは皮をむいて筋をとった 生まれたばかりのみかんみたい わたしの汗はどんな匂いか 口唇でそっとさわってほしい 無理しないでって麻酔をかける ......


現代詩
作成日時 2024-02-11

クロス・ゲームの手紙

 熊倉ミハイ
 8   836.3   0   0 

拝啓、エアコン 君の瞼は飛行機の羽根のようには光らない それでも夜のほくろを払いながら、春雨を報せてくれる、 黄色い太陽を点滅させる度量に、私の愛の腕時計を授けたい そんな想いを、真に生ごみだと信じてる 憐れみに刺繍された私は歩きづらくなること、知っ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-10

爛漫

 佐々木春
 12   799.1   0   1 

春の陽射しは水溶き片栗粉で世界が少しだけ若かった頃の色合いにくるむから嘘つきと決めてたけど、朝の遊歩道に木瓜の花が空を仰いであかあかと火照ってて誰も騙されてないのかもと思えたのは今日がはじめて、でも青空を渡る花の蕾がささやくクライマックスにまで倚りかかってだい......


現代詩
作成日時 2024-02-10

あなたのかたまり

 ハツ
 11   1255.1   0   0 

丸の内駅のホームで、あなたを見かけたとき、BOSEのヘッドホンから聞こえていた音楽より、脈がバクバク鳴る音のほうがはるかに大きくて、動けなくなった。まるで、両方の靴が触れている地面から、たった今足が二本生えたかのように震えて、動くことができなくなった。生まれた......


現代詩
作成日時 2024-02-08

 さか たけお
 7   592.5   1   3 

 体内を狼がうろついている。毛を粘液で濡らして消化管のなかを探しまわっている。栄養が多い組織を見つけて噛みつくと、痛みが炸裂する。今日私は既に何十回もうめきを上げていた。狼はお産の準備をしているのだと思う。  痛みを紛らそうと天井を見た。でこぼこな表面は苔む......


現代詩
作成日時 2024-02-09

おやおや氏「葬儀、地球の」を読んで

 鳴海幸子
 7   1600.4   0   1 
<批評対象作品>
葬儀、地球の

1 はじめに この文章は、このサイトに おやおや 氏というユーザーが投稿した「葬儀、地球の」という詩作品の批評文です。私は、次の理由から、この詩をくわしく読んでみたいと思い、また、それをこのサイトの他のユーザーのみなさんにも共有することは面白いんじゃないかと......


現代詩 批評
作成日時 2024-01-13

君になれたら、

 紗月皐
 2   603.4   0   0 

ずっと一緒だよ、ずっと。 そんな約束はそっと、広い広い自意識の中の海原に放つ。 私は今日、いろいろな想いを胸に込めて、彼女とのたった一つの、ただただ大切な約束と思い出を破り捨てる。 さようならは勇気だ。逃げることは怖いことだ。 なんでも......


現代詩 画像
作成日時 2024-02-09
投稿作品数: 8192