作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

不登校

 九十九空間
 39   2162.6   2   7 

とても土のにおいがする花壇で 先生は苦しそうな顔できれいごとを並べていた お母さんは泣いてた 僕はまだ小学生で マリーゴールドを眺めながら 図鑑で見た 花の構造を思い出していた 茎、がく、花弁、おしべとめしべ、 ゆっくりと変化する雲のかたち、 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-09-02

B-REVIEW 9月のお題詩「淋しい熱帯魚」「きみとせ……

 B-REVIEW
 11   1280.3   0   0 

日頃よりB-REVIEWをご利用いただきありがとうございます。 8月に誕生日を迎えて30中盤になったんですけど、なんか疲れやすくなったなぁと感じます。世間的には40歳、60歳にそれを痛感するらしいのですが今感じていますね。蒸し暑さは減ってきたのでまた散......


現代詩 動画 ビーレビ杯不参加
作成日時 2024-09-04

応援歌

 イチノセ
 1   471.5   0   0 

嗚呼、 ワレ、天王山ノ最中ナリ コノママ激突スラントス 嗚呼、 ワレ、天王山の頂ナリ ミナ、苦戦シツツ目標を眼前ニシテ 己ト戦ウナリ 一部、目標ヲ前ニシ 180°旋回シ逃行ナリ ワレ、最後マデ諦メヌ心ヲ ......


現代詩
作成日時 2024-09-14

森の向こう側には、きっと

 きょこち(久遠恭子)
 12   1075.9   0   4 

狐は餌を求めて山を彷徨う 木の実を拾って巣穴の中へ 紅葉した葉をカサカサと踏みながら 川の水の冷たさを感じている この道を歩いていくと 何処に着くのでしょう 狐はペロッと足先を舐めた 棘は抜けたが傷口は痛む 泣き腫らしたから見えるこ......


現代詩
作成日時 2024-09-07

下校路

 テイムラー隆一
 11   780.1   0   3 

下校路を急ごうとすれば 君がぐいっと袖を掴み 引き止めてくるのです 仕方ないので 君と手を繋いでは 深まってゆく秋の、その夕刻を 共にするのです 虫鳴く林檎畑の細道 二人で踏みしめていくのです 街灯の下のベンチ そこで二人、肩並......


現代詩
作成日時 2024-09-03

イエロー・ウォーター

 おまるたろう
 31   1829.0   0   5 

17歳の夏に家出をして初めて東京に来た 降り立った駅は中野で宿の当ても無かった 夕方になる頃には夜の街の匂いが鼻を掠め アーケードは人の頭が忙しなく動き始める 通りの裏手に蜘蛛の巣みたいな路地があり 眠たそうなあるいは憂鬱な顔をした人達が 裏口の非......


現代詩
作成日時 2024-09-07

Endingをちょうだい。

 古銭好き
 8   781.5   0   4 

橙に囲った容れ物の中で 何を 歌い 語り 詠おうか。 球の中なら火がいい 指を擦り付け火を灯し それをひと吹きさえすれば 忽ち雪火(せっか)がふわり散る 僕は人の心を歌う 幹の中ならなき声がいい 月を望んで木霊させ 惜しみ哀しみ日を暮......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-09-09

未完の完

 砂柳
 8   843.8   0   3 

突き付けられた絶対零度の銃口は 肉体に先んじて 精神を凍死させる 命乞いの言葉は 瞬く間に霜を纏って雹となる ピンク色のミシン糸で無惨に縫い付けられた唇 縫合の隙間から滴る叫び声が ぽろぽろと地上へ落ちてゆく ああ 夏に見た夕立雲 不気味に黄ばん......


現代詩
作成日時 2024-09-02
投稿作品数: 8525