作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

優しくなれたなら

 入間ちかa.k.a.なぞみん
 6   1779.2   0   0 

かけっこで一番になる子が偉かった時代。 体の大きな子と仲良くなりたかった。 物分りの良い子が偉かった時代。 教えたがりな子と仲良くなりたかった。 声の大きな子が偉かった時代。 おしゃべりな子と仲良くなりたかった。 おしゃれな子が偉かった......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-06-08

風が吹いた。

 アラジン
 3   1536.4   3   0 

風が吹いた。 世界をなぎ倒す といったほどのものでもない。 ただの風だ。 でも、それはベランダから見える水道道路のおおきな木をゆらした。 木々はみな一様に、もさもさした天然パーマのような髪を自在に、もこもこと動かしている。 (かれらは同族なのだ) ......


現代詩
作成日時 2020-06-07

太陽の鐘

 あん
 10   1841.8   0   0 

走る、走る、走る 心臓が鳴る 骨が鳴る 太陽が鳴る 走れ、走れ、走れ いつも手を掠めた 愛は いつも足元で震えた 怒りは いつも胸を破いた 喜びは このまま走っても、走っても、走っても また 泣き叫ぶ また 倒れ込む また 孤独 ......


現代詩
作成日時 2020-06-28

美と色欲の森で

 もとざわ
 1   1209.1   1   0 

高濃度の妄想が脳を直接突き刺すような月が、淫猥な光を放ち浮かび上がる十万億土の連日連夜、繰り返される酒池肉林を描きに描いた壁画の前で、今しがた見知ったばかりの女を抱きしめる覚悟を、ユニクロで買ったスリムフィットジーンズとやらのポケットの奥の奥に押し込めて、馬鹿......


現代詩
作成日時 2020-07-04

紫陽花

 なかひみろ
 0   1114.2   2   0 

雨は止みそうな 気配を見せながら 午後からも降るらしく 街はずぶ濡れで 日差しに輝いてる ただの日常 だけど忘れる 黄色い子供傘が くるくる回りながら 歩道橋を渡っていく その色がまるで太陽の......


現代詩 動画
作成日時 2020-07-03

 八時
 2   1104.3   0   0 

取り留めのない一つ一つを どうにかして保っていたかったのだろうか 潮騒 木漏れ日 布団の温もり 珈琲の香り 今となっては懐かしく 決して残っていない たまに残り香を感じ 虚しさが胸を打つ 暮れに 明けに 思い出し 独り佇む ......


現代詩
作成日時 2020-07-02

展翅

 ネン
 2   1264.7   0   0 

感じるものだけの世界で 年輪を重ねていく森 柔らかな土の匂いが 耳の聞こえない子を包む 子は初夏の日差しを 掬っては私の口に運ぶ 鈍麻した感情の為に 薬剤で全身を犯している 死体を防腐剤に浸すだけの やぶ医者しかいない街で 雑踏を啄む片......


現代詩
作成日時 2020-07-01

マスクの中で溺れている

 楽子
 12   2149.4   1   0 

「あれ、彼氏は、」 って聞いたら 「知らね」 って言ったので、 あーあ、またダメだったのかなって。 そういや最近ちょっとだけ痩せたなあ、 とかって。 都会の雨は田舎の雨よりもちょっぴり暗いよ やっぱ空気が汚いんだって でもその......


現代詩
作成日時 2020-06-03
投稿作品数: 8261