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赤い猛獣が最後に見たもの
劇的な破壊の裏側で 人間の価値が燃える 石楠花色の季節が木霊するのは幻想だ いや幻覚 それとも灼熱 瞼の裏側で悲しみが生まれ 激しい頭痛のみが私を救う 生まれろ 生まれろ 救済の時間は地鳴りの円舞曲 叩き割れる足の裏から響く甘美な振動 皮を伝う 血を 肉を 骨を伝う 脳を揺さぶるのは歓喜だ 絶叫! 無音の 揺れだ ひりつく喉が悲鳴を 嗚呼! 鼻腔をくすぐる饐えた大地の芳しい香りだ 烈火の慟哭 邪祭 天啓 夢の城 発破 爆砕する原始 夢を見ているのか もう長いこと 雪の静寂の中で 楽団の狂乱と共に歩むこの喜びが お前に似ている
赤い猛獣が最後に見たもの ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1173.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-07-02
コメント日時 2020-07-04
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
雪の静寂とは常識的な内容かもしれませんが、人間は人工的に楽団に演奏させたり、自然状態を嫌うと思うのです。なので雪の静寂と言う表現が浮いて居ると言う訳ではなくて、何か物悲しい状況のプレリュードであろうかと思いました。
0>劇的な破壊の裏側で >人間の価値が燃える 出だしが迫力がありあすね。 人間の価値が虚しく焼け落ちるという意味かとおもいきや、激しく燃え盛っている。 全体的に力強く、楽しめました。
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