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太陽の鐘
走る、走る、走る 心臓が鳴る 骨が鳴る 太陽が鳴る 走れ、走れ、走れ いつも手を掠めた 愛は いつも足元で震えた 怒りは いつも胸を破いた 喜びは このまま走っても、走っても、走っても また 泣き叫ぶ また 倒れ込む また 孤独 ただ、だから走る、走る、走る 森は嗤う 石は嗤う 月は哀れむ でも、太陽の鐘が鳴っている だから、ただ、走るのだ、走るのだ、走るのだ 真っすぐに 君のもとへ
太陽の鐘 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1781.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-06-28
コメント日時 2020-07-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
走る、走る…の繰り返しの勢いが押し出されるように続いていきますね。その間に流れる感情、葛藤する心情などと絡み合いひきつけていくようでした。
0感覚的にしか言えないんですけど、もっと心地よく疾走できるんじゃないかな、そういう風に思いました。
0湯煙さん お読みいただき、ありがとうございます。 裏切られても騙されても、その人の元へ走っていく。 走っていってしまうというよりは、やはり意思を持って走っていっている。 そんな、綺麗ではないけど真っすぐな思いが書きたくて、書きました。
0トビラさん >もっと心地よく疾走できるんじゃないかな まさに、もがきながらも目的の場所へ走っていこうとする思いを書いたので、嬉しい感想でした。 文章の拙さのことをおっしゃってるのであれば、すみません。笑
0拙いというか、なんて言うんでしょうね。 もっと、文章に勢いや想いが乗り移ってもいいのかな。 そういうのは、文章技術の巧拙とは、また少し違うような気もします。
0トビラさん なるほど。そちらでしたか。 文章に思いが乗り移る。 いい表現です。 爆発するような感情と、文章技巧とどちらも必要なことですね。 精進です。
0やはりタイトル通りの太陽の鐘と言う一行、フレーズが印象的でした。ひたすら走る姿勢には感服しますが、「だから」?太陽の鐘が鳴って居るから?とふと立ち止まりました。君とはだれなのか、この詩の眼目なのかもしれません。詩人のゴールが暗示されて居ると思いました。
0エイクピアさん 読み解いてくださり、ありがとうございます。 ゴール、という言葉をいただけて、嬉しいです。 「だから」走る、ということが、大きいです。
0とても個人的にはいい詩でした。青年的な疾走感とでも言うのでしょうか、そういうものが表されていると同時に、「太陽の鐘が鳴っている」という部分が非常に効いていて、どこかその中にある影を暗示させていると思いました。しかし最後は「君のもとへ」という一節ですべてが肯定されている感じがまた若々しく良かったです。 一つ思ったのは、「また 孤独」がそれまでの「また」のくりかえしが動詞で締めくくられていたのに対して、名詞で終わっているので、もちろん、これによってリズムを変化させるという意味では面白いとは思ったのですが、その後の「森は」「石は」「月は」あたりがすべて動詞につながっている事を考えると、この部分だけ体言止めのような形にしていることに疑問を感じました。。 以上のことは価値観の問題なので、聞き流してください。とにもかくにも、疾走感が、僕にはとても心地よい詩でした。ありがとうございます。
0白目巳之三郎さん お読みいただき、ありがとうございます。 いただいたコメントのように、 決して綺麗ではないけれど真っすぐな者、 オプティミストではないけれどもペシミストではない、力強い者を 書きたかったので、 >どこかその中にある影を暗示させていると思いました。 >しかし最後は「君のもとへ」という一節ですべてが肯定されている感じ と読んでいただき、とても嬉しかったです。 技巧的なものは、まだまだ全くの勉強中で、 いただいた感想を自分でも考えてみたいと思います。 コメントをありがとうございました。
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