作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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それはイメージ

 あめんぼ
 0   1256.3   1   0 

枯れた朝 濡れる夕日 突き刺さったのは蛍光灯 山火事と猿が踊って あの鳥は帰らない 僕が食べたから 凍った月を投げつけ 君は叫んだ 血しぶきと偶像がコラージュした 割れた床のタイルをめくって なぜか落ち着く心は すこし壊れてい......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-03-15

苺シロップ

 トビラ
 6   1352.3   0   0 

君に触れることが怖くて 少しでも触れたら指先が はじけて血がふきだしそうで その痛みを鋭く予感すると 苺をすり潰した味がした パトカーのサイレンが鳴り響く朝 アナウンサーが興奮気味に伝えるニュース 僕は静かに恋心を刺しては 透明な硝子瓶......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-03-11

網棚

 玄関の人
 1   1324.7   0   0 

私の住む世界は今日も肉体が移り変わる 確かに其の記録は残っているのに 外見から違いに気づくのはわずかなのに 私の住む世界は変わっている そこはかつて顔無しの家だった 私のアイデンティティも顔無しだ そこは便利で膨大だから、 顔持ちが来ちゃったんだ......


テキスト ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-02-15

カマボコ

 ふじりゅう
 8   1994.8   0   0 

無音の電車内は新手のパンデミックに侵されたように皆俯いてスマホに取り憑かれている。 物の怪に似たバス車中も同様に総じてカマボコくらいの大きさの液晶と必死に睨み合いをしている。 私が直立するココも窓の外の広大な景色もほぼ全てが人工的に造られた代物であり、それ......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-02-23

生きていていいんだ

 月隠緯檻
 8   2078.7   1   0 

今までつらいこと、苦しいこと、 たくさんあったよね。 時には涙にのまれて壊れそうになった夜も、 時には人のぬくもり欲しさに嘘をついたことも、 本当にいろんなことがあったよね。 振り返ればたくさんの「君」がいる。 どんなにつらくて苦しくても、乗り越え......


テキスト ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-02-09

ある夜のパケット

 nituki
 2   1410.0   0   0 

寒々とした夜の駅構内は乾いている。人々は今日の終わりか、明日への続きか、または昨日の連続かを、断片的に、かつ輻輳するように歩き、立ち止まる。 階段の踊り場に突然に立ち止まる大きなアジア人の男の背中。 プラットフォームをとても不安そうに歩いている女子高校......


テキスト ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-01-13

僕は僕らしく

 月隠緯檻
 0   1180.6   0   0 

いつだって何かを求めてた その「何か」が生きる糧だと思い込んで 当たり前のように訪れる何気ない毎日の中で 当たり前じゃない何かを探してた 過ぎてく日々はもう戻らないけれど どれも手放したくないほど眩しくて いつも取り残されたような気持ちになる 忘......


テキスト ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-01-19

蠱独

 玄関の人
 1   1265.4   0   0 

何気なく植えた 可愛い黄薔薇 一輪二本 一束二束と増えていく 育手は信頼されてゆく 棘は次第に削げてゆく 情の芽生えた 可愛い黄薔薇 とても私に無い 枝葉をしている 可愛い筈の黄薔薇 醜いのは私だけ 痛苦しいのは 棘の代償 近すぎて......


テキスト ビーレビ杯不参加
作成日時 2020-01-10
投稿作品数: 690