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生きていていいんだ
今までつらいこと、苦しいこと、 たくさんあったよね。 時には涙にのまれて壊れそうになった夜も、 時には人のぬくもり欲しさに嘘をついたことも、 本当にいろんなことがあったよね。 振り返ればたくさんの「君」がいる。 どんなにつらくて苦しくても、乗り越えてきた「君」がいる。 君はもう、たくさん頑張ったんだよ。 だからもう、自分を認めていいんだ。 頑張ってきた自分を受け入れていいんだ。 それを悪く言う権利は誰にもないんだ。 誰に強要されるまでもなく、 「君」は自ら頑張ったんだよ。 ・・・たとえ、キレイゴトだとしても、 僕は君に生きていて欲しいと心から願ってる。 今は無理でもいつかは・・・、僕の言葉が届くといいな。 君に届くまで何度でも言おう。 「生きていていいんだ!」
生きていていいんだ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2023.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2020-02-09
コメント日時 2020-02-23
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 7 | 7 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 8 | 8 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.8 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.3 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
月隠緯檻さん、初めまして。 こんばんは。 初めてのコメントで、全て私の推測になった感想になりますが、もし相反しておりましたら、すみません。 自然に「スッ」と、ストレートに詩の世界観に入り込めた次第でして、思わずコメントをさせて頂きました。 例えるなら、渇ききった心に「清らかな水」が入ったかのようです。 私の心を潤していただき、ありがとうございます。 僕が君への「メッセージ」が素直で飾り気ない言葉の数々。文字の積み重ね。 シンプルだからこそ、逆に「メッセージ」にインパクトや重みを感じました。 また「純真無垢」さえ感じました。 〈・・・たとえ、キレイゴトだとしても、 僕は君に生きていて欲しいと心から願ってる。 今は無理でもいつかは・・・、僕の言葉が届くといいな。 キレイゴトの片仮名を敢えて使ったのも、詩の中の「表現の温度差」を感じまして、個人的には好きです。 全体的には暖かな陽だまりのような柔かなイメージ。見守っているといるよ。と、応援する詩にさえ感じます。 片仮名を「敢えて、一部分使用」「それも後半部分に」 本当は綺麗事で済まされない心の葛藤も含み、キレイゴトにされたのかな?と、私は思い、感じました。 後は「僕」と「君」の関係性。 凄く技が効いて、謎解きをしているようにワクワクも不思議と致しました。 君を励ましている僕が、本当は君というフィルターを通して、僕自身を励まし、言い聞かせているようにも感じました。 「君」は建前。「僕」が本音。 きっと正解はないのでしょう。むしろ、なくてもいいのかもしれませんね。 〈「生きていていいんだ!」 生きるって、簡単じゃないと思います。思っているようにはいかない「苦悩」「困難」「試練」も、みな少なかれ背負って生活していると思います。 ただ、それを人様に見せないように、ないように「存在を消して」生きている。 私も含め、そうなのではないかと。 解ったような物言いをしてしまい、不快になったのならごめんなさい。 この作品に私自身、感銘を受けたものでつい熱くなってしまいました。 「是非とも生きて、天寿を全うしてください」 私の率直な気持ちであり、感想であり、希望でもあります。 生きることについて改めて考えさせられました。長文、失礼致します。
1好きな内容だったのでポイントつけさせていただきました。 私だったら、君 ではなく 私にします。 その方が詩としてはカッコがつくかなあと。
1mimiさん、ありがとうございます。 そう言って頂けると非常にありがたいです。 確かに、「自分」に向けても言ってます。自分がつらくて苦しい時に言われたかったこと、ひそかに願っていた言葉だったからです。 だからこそ、自分とおなじような、あるいは自分以上に苦しかったりつらい思いしている人たちにも向けて、「メッセージ」の想いも込めて、このような内容に至りました。 難しい言葉を選んでも、伝わる相手は少数です。 だから、出来るだけシンプルに、伝わりやすいように、かつ上から目線にならないように、私なりに慎重に考えながらこの詩を作りました。 生きる事は簡単ではないです。みんなそれぞれに色んな苦悩やつらさを抱えています。私自身も、未だに解決することのできない問題を抱えて生きています。 日々を必死に生きている人は、たくさんいます。 そんな人たちの心に、届いてくれたらな・・・と思っています。
0一花さん、コメントありがとうございます。 ポイントも、ありがとうございます。 ・・・なるほど、勉強になります。 次からは、その点も含めてうまく表現できるように頑張ります。
0こんにちは 救急車で ある人の手を握って「死ぬな」を連呼した経験が 私にはあります。 あれから何年も経ったある日に、その人が 何度死のうとしたけど、本当に意識が飛んだのは あのときだったと言われました。 私の場合は、あのときからというもの 内心では(生きて)って言葉を 思ってはいるけれど、発音できなくなりました。「来てよ」とか「会おうよ」としか言えないです。「来てよ」とか「会おうよ」とか「これ美味しいね」とか さまざまな言葉かけのぜんぶが 「生きていてね。」と、同じ意味だなと思っています。 生きていて 生きるの飽きても 生きていて (雛祭イベントで、五七五調でコメントしてます。) https://www.breview.org/forum_blog/archives/668
0「僕は君に生きていて欲しいと心から願ってる。今は無理でもいつかは・・・、僕の言葉が届くといいな。」の一言に、個人的にとても共鳴します。目の前の大事な人が本当に死んでしまうかもしれないとき、私はひたすら「生きて」と言うことしかできなくて、どんなに全力で言っても相手には全く聞こえなかった体験があります。死にたいと言う人に、どうやったら生きてもらえるか。この問いをずっと考えていますが、未だに納得いく答えが見つかっていません。その人が「自分を許すこと」という、一つの視座を得られた気がしました。
1真清水るるさん、コメントありがとうございます。 「生きていて欲しい」という願いの言葉を伝えるのが難しい、という解釈で良いのかは分かりませんが、もしそうだとしたら、自分なりの言葉で良いと思います。 想いが通じていることを、心より祈っております。
0arielさん、コメントありがとうございます。 共鳴して頂けて、私自身とてもうれしいです。 「死にたい」と思う原因は人それぞれなのですが、その「死にたい」がどこから来ているのか分からないとどんな言葉を発していいのか分からないですよね。 かといって無理やり聞き出しても逆効果になりかねません。 「自分を許すこと」、「自分を認めてあげること」、「自分自身を褒めてあげること」、「自分の良いところを見つけること」、「自分を受け入れること」など、様々な視座があると思います。 その人の「死にたい」という感情を生み出した要因を、無理には聞かずに、話し出すのを焦らずに待ち、話してくれたら相手の心に寄り添い、相手の痛みを理解しようとしなければならないのは勿論、「頑張れ」という言葉はなるべく避けた方が良いかな、と私は思ってます。 「頑張れ」という言葉は、相手によって受け取り方がかなり違うので。 相手を応援する気持ちでその言葉を発しても、相手は「自分が頑張っていないように言われている」、「もっと努力しろと言われている」という受け取り方をする場合があります。 なので、言い方に気を付けつつ、相手の痛みを分かろうとすることが大事なのではないかと私は思います。
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