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「謳歌する」
お金がないから一日惰性を 苦しい経験があるから楽しい事を 親がいるから子どもで居ることを その出会いがあるから自分の考えを 大切に想えるキミが居るから自分の時間を 死があるからこそ、この生を 僕は謳歌できる 謳歌出来てしまうんだ ただその道を歩いていて知り合いに会うと 不登校でいると オタクな部分を持っていると 共感覚を持っていると 言われたとおりに型にはまっていると 思い浮かんだことを思ったように行動すると 顰蹙の大嵐のバーゲンセールが開始する そんなに僕らは命に嫌われているからなのか そんなに僕らが命を 嫌ってしまっているからなのか 捨てても棄てても湧き出る泥水の真水 バツがマルに マルがバツに 白から黒へ 黒から白へ 勝者と敗者 劣等生と優等生 有罪無罪 なんでも 何が何でも 区別をして 分類までして 違いを探しにくる 塗りつぶしたくなる 血眼になりたがる ヘドがでる 湧きだしていく 空に広がったの黒歴史を 帚星でまとめて掃き捨てる 逃げ零れ出した狐の嫁入りは 地面へ腕を精一杯伸ばす もう届くことのないララバイ 始まらない明日への時間 壊れるほど愛しても ふるいから抜け落ち ただ傷跡を増やすだけで キミの柔い手のひらを 汗腺からの溢れる花火が 歯止め虚しく覆い尽くす 淹れたての珈琲で喉を潤し 僕はこれから会いに行くよ 死が待ってくれているなら
「謳歌する」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1737.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2020-01-05
コメント日時 2020-01-15
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1.5 | 1.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
謳歌できてしまうんだ がいちばんくらいました。
0前半と後半とで世界観ががらりと変化して、かつ膨らみを見せていたので不思議な感覚になりました。
0文字組みに、ダダ詩を思い出しました。 前半は発狂寸前で、中盤はノイズと思考、後半はそれでも日常生活に向かう姿でしょうか?
0後半部分で綺麗に収まりすぎている気がしましたが、前半部分の勢いは好きです
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