作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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満天の星空の下に

 花澤悠
 0   932.8   1   0 

ときには 星の下で眠るんだと 夜露の草むらに寝転んだ君は しばらくは 軽いいびきをかいていたが ガマンできなくなったみたいで ときには 恋人の膝枕で眠るんだとか 言い直して こっちにすり寄って来たりする 「パトラッシュ(ここ、彼の名......


現代詩
作成日時 2021-05-07

今日も明日も明後日も

 ほば
 2   1141.9   0   0 

言葉は骨のようで確かにそこにある 種の意味を帯びて磁気のように吸着した 万年筆のさき崖っぷちを歩く言葉は骨だ ろうか、日記を記している今日を終えて 去年の今日の日付けをひらいてみると なんと、僕はうどんを手打ちにしていた 今日も、僕はうどんを手......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-05-05

詩の日めくり 二〇一五年十一月一日─三十一日

 田中宏輔
 7   1514.5   0   1 

二〇一五年十一月一日 「海に戻る。」 ぼくはまだ体験したことがないのだけれど、おそろしい体験だと思うことがある。自分がどの時間にも存在せず、どの場所にも存在せず、どの出来事とも関わりがないと感じることは。どんなにつらい体験でさえ、ぼくはその時間にいて......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-05-02

待合室

 いまり
 1   1045.1   0   0 

電車が通りすぎても 誰も死なずにすんだ 時代の 蒼と爪のはざまで 母という母が祈り 駅を水に沈めていく 印象として 一枚の紙に記されたが それが文字なのか 絵画だったのか 並ぶ人たちは まだ手放せずにいる......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-05-05

ももこ

 湯煙
 16   1305.6   1   1 

どこにでもいる野豚 愛されているようだ とてもまるまるとした体 分厚くて堅牢な肉の張り つややかな桃色の毛並み 短かい四肢の尖るつま先 飛び出た大砲の黒い鼻先 与えられた小屋で暮らす アスファルトの上の 電信柱のそばで マゼンタの水玉模......


現代詩
作成日時 2021-05-01

五月

 中沢
 2   1152.5   0   0 

向こうから、かぜがやってくる いつもは気になんかしない だってかぜはランダムなはずだから 意識すればするほど深い谷の底の底まで落ちる からだの内側から裏返され それは赤い万華鏡のよう 新しいものを掴もうと必死に 前を見るけれど、もう落下し......


現代詩
作成日時 2021-05-03

大麻パーティー

 外町 利典
 3   1116.8   0   0 

廃屋廃止されたままの大麻 大焼き石打パーティー 断捨離ダムダム、玉拾い残って始まる パーティー・デジタルパーティー 比喩のパーティー カレキティパーティー 名も無くすハーリーメインディッシュ 肩を叩くカーリー ぬいぐるみに盗み見たひとり......


現代詩
作成日時 2021-04-05

生まれながらに盗みを知り

 yasu.na
 0   1086.4   0   0 

この賑やかで騒がしい世界の中にも 必ず人数分の寂しさが存在する そこに陥ったとき人は一人になり 持ちものをすべて失ったように感じて 暗い思いに襲われる 「自分のものはどこにあるのだ?」 そう、世界の喧噪の中に 一点の落ち窪んだ寂しさがある......


現代詩
作成日時 2021-05-03
投稿作品数: 8191