作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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水と

 中沢
 4   1309.4   0   0 

水泡ひとつ コーヒーカップの上にみる 向かい合う顔の間の空間は 隙間なく埋められている 水蒸気が凝結 水滴が付着したグラスには 水が鎮座する 口に運ばれるのはあまりに容易で 喉越しに天災の禍根が滲むことには 気付けない 気が付かない ......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-06-08

 1.5A
 18   998.6   1   1 

よくすんでいる よく死んでいる 電車の窓からは何がうつる 何もうつさない、電車が見えるだけ 電車の死んでいる数が頭の梯子をギリギリ のうとのうをつなぐナットをねじ切る のう:のう くじらは酒を飲む。ように詩が、くねりねり ......


縦書き
作成日時 2024-05-20

羊水の歌

 田代ひなの
 9   798.0   1   1 

海を眺めている時に ふと、想うことがある あの透き通る蒼の中に 思い切り飛び込みたい 体を水に沈めた時に 肌を包み込む泡の中 温かな温度を感じたい 抱かれるように 守られるように 魚のように安らかでいたい しばらくしてから足を伸ばし......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-05-14

愛に生き 死ぬ

 相野零次
 9   591.9   1   3 

愛のために僕は生きたい 愛のために僕は死にたい 愛ってなんだろう 自己犠牲の精神かしら 愛なんて得体のしれないもの のために生きるなんてできっこない それでも愛のために生きていられたら 幸せな気がする それほど愛は偉大だと思う 恋でもいいかも......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-01

それで幾分安堵する。生け簀のものは頼りない

 A・O・I
 23   1874.1   2   3 

  よろしいか。 嫌なことがあった? まあなんていうかいつ時代かもわからない  はるさめに やみくもだから こわごわ、 すすめるのだろうけどね。 んでもいまやぐったりげんなりした愛想でしたよ こういうのが、脳裏で行われていた長年 ヱ昊と雨露がせ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-01

ウクライナより、三篇の詩 (翻訳)

 さか たけお
 3   494.2   0   0 

   Ми думаємо про вас     Василь Симоненко (https://en.wikipedia.org/wiki/Vasyl_Symonenko) 私らは君たちを思う。澄んだ夏の夜や 冷えた朝に、晩のいっときに ......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2024-06-07

花びらの名前

 妻咲邦香
 6   741.4   0   1 

もしも今、奇跡に名前を付けたなら こんなだろうと踊り出す ラッシュアワーの人混みの中 突然に わからなくなりたい 理解なんてされたくない またこの人どうにかなっちゃったって 思われたなら嬉しい だって一番大切なセカイとか、カミサマとか ア......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-04

線香花火(改訂版)

 かずや
 5   591.1   0   0 

高校生の時、 大好きだった子はちょっと遠くに住んでいた。 バスで二時間。 久しぶりに会ったその子には、 お付き合いしている先輩がいた。 「かっこよくなったじゃん」そう言った彼女は、 友達を紹介するから会えという。 また、バスで二時......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-05-29

Apple

 紅茶猫
 6   511.3   1   2 

自動音声みたいな声に背中を刺された 玄関を離れていく虫と鍵 数字の「2」を残して浮かんで見える ホットケーキのボールの中に 夜中の十三字架に落ちる雨 ポットはにわかに晴れて水を飲む 空の言葉を探す 最小のリズムで進む沿線をたたき割る 葉緑素......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-06-01
投稿作品数: 3355