作品投稿掲示板

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　　ん　　　　　　　　　が　ない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と。 si. no. ......

作成日時 2020-10-04

か行の女の子のために書かれた文字列

百均

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●鎌子じゃりじゃりとおとをたててひんまがる路地裏の猫又足裏からゆらりとたちのぼってくるベロニカの色相短い踵をたくし上げたヒールの影は瓶ビールに甘く歪んでる指で挟んで溶かしたココアシガレット踏みつけて壊......

作成日時 2020-09-30

落ち葉

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何千年もひび割れて、うずもれた溶岩の塊からやがてそれが固形化し　　岩石となり、冷えて冷却され。固形化しそのひび割れが洞窟になって。そこに　　　獣達が住みつくようになった。　　二日前。　おととい、 ......

作成日時 2020-09-27

お元気ですか

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お元気ですか君の抱えている不安今もありますかぼくは君のものと形も大きさもちがうけどおんなじ不安抱えることになってしまいましたなんとか毎日生きていますいつも傷がしみて痛いです君やぼくが苦しめられない保証がこの世界にあれ......

ビーレビ杯不参加

作成日時 2020-09-09

今すぐ君に会いたい

月隠緯檻

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少しずつ深く染まる蒼空を見上げて、私は白い溜息をこぼした。蒼空には、きっと私の気持ちなんて知らないであろう星々が、小さく淡い光を放って私を見下ろしている。・・・星を見ると、君を思い出す。君に出会ったあの日の事も、君が教えてくれた星座の事も。......

現代詩ビーレビ杯不参加

作成日時 2020-09-05

すこし

るる

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とんぼが　にげない　すこしもとんぼの　目の中に　わたしがたくさん　いるというのにあぶらぜみが　にげない　すこしも目線のたかさ　で　　　　なきはじめたあぶらぜみわたしは　ここにいるというのににゅうどうぐもが　にげない　す......

作成日時 2020-08-25

良かれと思ったのに…

Σ ／夏雲　纏

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「大丈夫？」の善意　「大丈夫？」の悪意何千、何万と積み上げ、重ねていく言葉の中のたった一つが何気ない日常の中で魂に引っかかり、永遠と頭の中を廻り続ける。真意がわかる日は来ない。もし言葉にしたら、同じ道は歩けない。 ......

作成日時 2020-08-31

Untitled

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　雨に打たれて　流れる街の景色はスローモーション　わずかな風は冷たく、ぬめり気の湿度と共に撥ね返される　雨水の音　落下する水滴　水たまりは（波紋）　銀の鏡面はかすかに震えている　雨粒微粒子（それは水銀）　満たされ......

ビーレビ杯不参加

作成日時 2020-08-04

ひたすらに

Σ ／夏雲　纏

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1人だった。闇の中をただひたすらに。逃げずに進む。誰も何も言わないのに。逃げようがないから進む。闇の中に光があるとは限らないのに。成功を信じ進み続ける。目の前には虚無が佇んでるだけなのに。 ......

作成日時 2020-08-23

距離とウェーブ

鈴木歯車

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もう向かいの歩道へは渡らない手を振る　あるいは示すだけで隠し持っていた指先を開けばすこやかな分岐が生まれるようだ切り離したルートは今でも乾いた土地の　無人の駅から走り出す乾いたひとりひとりの人を待ってるのか取りまく時間と距離は日......

現代詩ビーレビ杯不参加

作成日時 2020-08-11

memo

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どちらかというと小食な方なので冷めた水を浴びておひさまのもとで、少しばかりの陽を浴びてつけてもらった名前で、少しばかりの木に登りそれから公園に行ってなくした片手を接着剤でくっつけてくっつけてもらっ......

画像ビーレビ杯不参加

作成日時 2020-08-16

落ち葉が散らばっていただけのCreative Writi……

ふじりゅう

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ようやく1週間の出勤が終わった。土日に羽を伸ばして休むこともやぶさかではないが、部屋の掃除や買い出しに行かなければならず、仕事を考えると睡眠バランスを崩すのもよろしくない。それに、よく考えれば明日は町内会の清掃ボランティアがある。そういえば、ボランティアをする......

ビーレビ杯不参加

作成日時 2020-08-14

かいてんたい

ウトイ

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道路に一枚だけ落ちていた枯れ葉を気付かずに前輪で押しつぶしてしまった、らしいタイヤにこびりついた枯れ葉がペダルをこぐたびに、一定の、リズムで視界に入っては消えていく雨が降っているともだちが負けたけど美味しいもの食べたいと言っ......

作成日時 2020-07-08

霧中旅情

野良 ○弧

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今や霧の中の浜を歩いている、二人の虚しさを思い返し、無垢な心遣りが込み上げるから、白波の飛沫の音に耽るのも、大概に可避な旅情で有る程、新鮮な思いの丈は取り去れず。気儘な行方知れぬ旅を、考え及びそこに帰す心中は、醜さを溶かした......

作成日時 2020-08-01

壊れているへっどほおん

野良 ○弧

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僕のへっどふおんは、ぼろぼろだ。耳当てのくっしょんなんか、右側がそのまま剥がれているのを、無理やりくっつけているし、ふぇいくれざーみたいな素材は、表面の革っぽい部分は、全部床に落ちて、ざらざら。毎日か......