作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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教えて

 夏村木
 2   1057.4   0   0 

焼けたアスファルトの上にあたしを残して ねえ 何処へ いいえ その子の髪はどんな香り タンポポを踏み潰して もうヒマワリが口を開けてしまったわ 今年だってこのまちは 騒がしい蝉の声で静まり返っているわ ねえ あたし待ってるだけな......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-02

トラワレ

 羊飼 ねこる
 3   1371.8   1   0 

雪が白さから治る日がこないように 私は人間からなおる日はこないのだろう 探し出した言葉はいつもはらりと焼け落ちてゆく 空気を震わすことを野花が笑っている気がする 女子高生という付加価値をはやく捨てたくて 制服の意味とか考えたりしてみた くるしみを大......


現代詩
作成日時 2021-09-19

人生案外こんなもん

 RindaHonami
 2   1007.7   1   1 

夜の匂いがする。なんとも言えない鬱な匂いだ。眠れない。これではまた、落ちる。特に見たくもない、テレビを点ける。相変わらず、面白くない深夜ドラマがやっている。これ、視聴率どれくらい?十一% 驚きだ。標本調査を疑ってしまう。チャンネルを変えると、二十代後半ぐらいの......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-21

乾いたロールケーキを晩の酒に浸し

 宮田
 2   878.5   0   1 

瞼にキスをする 昔の女の影響 それを彼女に話す 嬲るようにとは言わない 快楽はもう厭わない 彼女はそれを悪く言わず 少しだけまた考え グーだった手をパーに広げ目を見る まるで閉じたまま 誰にも抱かれない女と雨の夜を ユーモアを明日に忘れて ......


現代詩
作成日時 2021-09-05

ベテルギウスを取り巻くもの

 二酸化窒素
 2   1443.9   0   0 
<批評対象作品>

ベテルギウスという、あまりなじみのない恒星。初見のインパクトは充分である。 描き出される情景はとても日常に近いものである。ただし、猫が鳴かなくなったり、庭に知らない木が生えたり、家族が苛々していたりする少しずれた日常である……。 しかしながら、それら日常の......


現代詩 批評
作成日時 2021-08-09

再見

 秋
 7   1086.3   0   0 

昨日との境界線を引かず風邪と辞書ばかり引きながら 頭から腐る魚を尻目に尻を腐らせて生活している たくさんの人に貼られた詭弁をペリペリと剥がしながら エイリアンが穏やかな陽光の一粒ずつとすれ違っていく 今朝聞こえてたのは雨音じゃなかった そんな......


現代詩
作成日時 2021-09-17

断絶とめぐり合い

 ささら
 4   1199.1   1   1 

白夜のもと水平線をチラチラする光を感じながら、浜辺をつらつら歩いている。 波の音に耳を澄ませ、チャプリチャプリ、さらさら、遠くで轟々、といろいろ混ざっている。 ちょっと頭を逆さにして、股のあいだから海を覗いてみた。 海のした、空には足場が......


現代詩
作成日時 2021-09-04

煩悩

 パワフルぽっぽ
 2   1165.6   0   0 

眼科に来ている。そしてあなたは気球のようなものを見ている。おそらくアメリカの広大な土地に気球が浮いている絵がそこにあるのだけれど、周囲が暗くてよくわからない。それでもあなたは目を開けて、気球を見ようとする。あんなふうに色彩豊かで、地上から浮いたまま静止している......


現代詩
作成日時 2021-09-18
投稿作品数: 8191