わかったくせして - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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わかったくせして    

きいろい夏はいつだってわかったふり くっきりふちどられた入道雲が空に伸びている うちな、ビードロ好きやねん 太陽にすかしてみるとな きらきら きらきら 光って照らされて綺麗なんよ 炭酸ジュースみたいに しゅわしゅわ泡立つ はぁっとため息ついたのなら うちの影が追いかけてくる 消えないで 消えないで うちをおいていかんで ランドセルをガチャガチャいわせて 世界の淵まで走ってく そこは真っ暗で まっくらで マックラで 何にも見えない そろりと歩をすすめると 小さな紫の花がにこりと笑っていた 黒の、墨汁の、インクのなかみたいなコーヒーが くだらないだろって嘲笑していた そんなことないよった叫んだけど ただこだまを繰り返すだけ 大人も、子供もあかんとな 人間なんてあかんとな きいろい夏はいつだってわかったふり


わかったくせして ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 1040.5
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 2

作成日時 2021-09-20
コメント日時 2021-09-21
#現代詩
項目全期間(2025/04/09現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1040.5
2025/04/09 19時19分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

わかったくせして コメントセクション

コメント数(1)
湖湖
湖湖
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(2021-09-21)

もうちょっと詳しく書いたほうがいいと思いました。黄色と紫と黒ですからね。読者にそれ、を感じさせるためにはもう一文が足りないかな?個人的にはこの主題、テーマは嫌いですが、書き方は定型的でお上手だと思います。

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投稿作品数: 1