作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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(浅い夢の)

 田中恭平
 1   872.7   1   0 

浅い夢の 本懐がポケットから出てきた・・・ ごみのようだったから 捨てた 捨てた 捨ててばっかりだ いつでも 素、のようなもの ほんとうのじぶんになりたくて 今 その理由はどうでもいい 生活に集中しているんだ いつ? ただ 消費する......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2022-02-02

西暦0年0月0日0時0分0秒

 ツチヤタカユキ
 2   1071.7   1   0 

ウエディングドレスの背中に、 ナパーム弾へばりついたまま、 嫁いでいく花嫁。 「影は私の欠陥品だから、修理したらもう一人の、私になるの」 ごはんですよのカタマリを、吐き出したブラックホール。 登校拒否児、肩に担いで来たゴーレム。 ウォルトデ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-07

ブルーシャツ

 湯煙
 2   1305.8   0   0 

極々ありふれたおーとくちゆーるな 空ははじまりのようにしてはじまり すっかりなくしていたのではないか ポロポロとこぼれおちてきた てのひらには三つの釦 ベージュの淡いまあぶる一筋流し なめらかな樹脂を穿ち 白い円のくぼみに胡麻粒のような二孔 ......


現代詩
作成日時 2022-01-12

顔だけ生えた君は朱色

 石田日傘
 5   869.0   0   0 

雨の伝う冷たい首。 東京都、埃の匂い、車輪が水を弾く。 冬の口から吐いた煙、 朱色が遠くに見える。 案外近い君だけだ。 暫くして、親子がやってきて 君は手紙を呑み込んだ。 暫くして、青年がやってきて 君は封筒を呑み込んだ......


現代詩
作成日時 2022-02-06

時の名を考える

 黒髪
 0   1573.1   0   0 

どうしても裏切れなかった烏賊を躍らす海そして松の林 太陽と時がかかわる時、街に忍び込み人の中に身を紛らわせた ピンク色したフロイト博士がいるという会話が湧き立った 失くしたものは消えていき届かないものだった 愛していたと思い出しても 声も何もかも忘れ......


現代詩
作成日時 2022-02-06

ゆめゆめ

 ふくこ
 3   1174.7   0   0 

明日、明後日、明明後日 あるかしらないかしら、わからないのに 私は今思いを巡らせています 傷跡が消えていて 髪の毛が伸びていて 履歴はもう遡れなくて たくさんたくさん時間は過ぎているけど 『未来』なんて、実は全然見えてない 歩む足は止めたく......


現代詩
作成日時 2022-01-30

或る日の憂

 石田日傘
 3   941.3   0   1 

悴む手、慣れない長靴、灰色の送電機。 夕を映す水鏡、紅いタワークレーン。 坂を登る僕と、二輪車と歩く少女。 携帯電話の着信、阿呆な蜃気楼。 二日前の雪がまだ残っている。 冬の河川敷、信号機、少年。 五時になって、鐘が鳴る。 ......


現代詩
作成日時 2022-02-05

あなた

 西富山
 1   781.8   0   0 

この私が好かれるのか 良くそう思うことがある なにかをきっかけに好きになること その瞬間はあまり運命とか奇跡とかの言葉は似合わない ただそれを思い返すとき、今もこの先も心が全て奪われて あなたのような色に、数字に、私は人であることを何度も思い出させる......


現代詩
作成日時 2022-02-05
投稿作品数: 8529