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顔だけ生えた君は朱色
雨の伝う冷たい首。 東京都、埃の匂い、車輪が水を弾く。 冬の口から吐いた煙、 朱色が遠くに見える。 案外近い君だけだ。 暫くして、親子がやってきて 君は手紙を呑み込んだ。 暫くして、青年がやってきて 君は封筒を呑み込んだ。 一体何を見ているんだい。 地面から顔だけ出して。 地蔵と化した少年よ。 思いを繋ぐ、少年よ。 今日も君は沢山の文字を呑むんだね。
顔だけ生えた君は朱色 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 815.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-02-06
コメント日時 2022-02-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なるほど。視点が面白いですね。 即興で返詩を。 赤い顔 思いつないで 文字を飲み 東京都 雨冬の中 地蔵君 待ちわびる 言葉伝えに 少年は
1コメントと 素敵な返詩をありがとうございます! 雨に濡れる 地面から顔を出したポストが お地蔵さんのように見えたので、 詩にしてみました。 リズム感が良く、口に出しても楽しい返詩です、ありがとうございます
0コメントと 素敵な返詩をありがとうございます! 雨に濡れる 地面から顔を出したポストが お地蔵さんのように見えたので、 詩にしてみました。 リズム感が良く、口に出しても楽しい返詩です、ありがとうございます
0沢山の文字を呑み、言葉のドランカーになる。 それが詩人の始まり。
1素敵なコメントありがとうございます 郵便ポストについて詩を書いてみましたが、郵便ポストは詩人の比喩表現。 という解釈も面白いですね コメントありがとうございました!
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