作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

饅頭だらしない

 長谷川哲士
 5   927.8   1   1 

ぶよぶよの饅頭だらしなく 喰われる事待っているのかね もう行くよ付き合い切れぬ 地獄の寺の鐘ごんがんごがっ この自慢の複眼凝らして 靄がかりの路行こうとしている まあ複眼というのは嘘だけどね 正しくは双眼か どうでもいいけど行ってみるよ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-01-03

 げんにび
 5   728.4   0   2 

ひんやりした風が 気持ちいい 向かい風も 追い風も 恋人みたいに 気持ちいい 息を吐く 生きている  白い息が 生きている いのちのまんま 息をする 空気の中で 生きている  肺の中に いのちが 芽吹く 全身を巡る 鼓動 風の記憶 ......


現代詩
作成日時 2023-01-01

到来

 DaysXMa≠na
 3   1260.9   0   2 

到来 王宮の回廊には廿伍人の衛士が控へてゐました 面頬を上げると夫夫に驚く可き冒険譚を語りだすのでした 夜な夜な王様は酒杯を傾けつつ衛士たちの物語に聞き入り 実に心酔をした様子にあられました ところが廿伍人目の衛士は面頬を上げるなりどつと......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-12-23

ゼンメツ『飛べない』読解一例

 澤あづさ
 43   4130.2   1   4 
<批評対象作品>
飛べない

このように伝わりと匂わせに長けた、高度に平易な散文詩は不遇だ。修辞が難しいうえに読み飛ばされやすく、どれほど洗練させても評価にはつながりにくい。その不遇に屈せずこれほどの高水準を達成した書き手に、わたしは敬服する。 本作の暗示の技術には、ほとんど非の打ち......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2022-12-09

雲雀料理の味

 高橋克知
 2   915.7   0   2 

雲雀料理はどんな味がするだろう 萩原朔太郎に直接聞きたいけれど 萩原朔太郎はもうこの世にいない あの空に光るという愛の皿に 哀しみがぽっかりと浮かんでいるだけだ 夕べの愛餐 君が食べる皿は雲雀か哀しみか 私のテーブルには 青い空を映していた......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-12-09

勝者

 stereotype2085
 10   1236.9   0   1 

鈴虫の鳴き声が聴こえる。随分と季節外れだ。多分死に損ねた体を持て余して、頭を悩ませているんだろう。昨日、押入れの奥に仕舞っていた新聞の切り抜きを見つけた。その見出しには「ゴールを決め神に感謝するイエキニ」とあった。イエキニ。元ナイジェリア代表のサッカー選手だ。......


現代詩
作成日時 2023-01-01

思い返す

 西富山
 2   815.6   0   0 

そこにスポットライトを当てているはずなのに 気がつかないから、思い返すのだと思う 取り残されたスポットライトを消しに行くために 会う人がいる 当たり方も、見える場所も調節していないから、 ただ消すだけにも時間がかかって 結局......


現代詩
作成日時 2022-12-27

わたしは骨

 尾崎ちょこれーと
 7   827.2   0   0 

皆は白いと言うけれど わたしは まだ見た事ないから 白いとは言えずにいる そんなこと疑っているのかと 嘲笑われようが 構わないのだけど 当たり前が当たり前に わたしを幸せにしてくれなくて 困っているのです けれども 人間って 行......


現代詩
作成日時 2023-01-01
投稿作品数: 8192