作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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世界を見つけた日

 M1kau*Winter
 6   575.8   0   0 

俺はカウンセリングを受ける 先生は優しくて いつも落ち着かせてくれて 毎日毎日飽きずに話を聞いてくれて 1回だけ、ほんの1回だけ 自分の醜いところが先生を犯す 外を見ると先の尖った雨が上を目指して降っている でも何故か俺が足を出すと雨は離れ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-21

さなぎのころ

 舎利
 2   408.0   0   0 

やはり、年齢と行動は切り離して考えることができないのですね。あたしの語った、ロックや、詩や、哲学を、「若いなあ」の一言で片付けて晩酌のアテにする大人には、なりたくないものです。 ネバーランドの少年よろしくつぶやいた言葉は、何処か乾燥していて、わたしも少し......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-10

白線。

 田中宏輔
 16   827.7   1   6 

横断歩道の上の白線は 決して真っ白であったためしがありません。 必ず、幾多の轍が、靴の踏み跡が刻印されています。 もしも、真っ白な白線がひかれていたなら ぼくは、その上を這って渡りましょう。 お腹を擦りつけこすりながら渡っていきましょう。 そして、......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-01

菜の花

 鷹野狩月
 1   300.9   0   0 

遥かなる宙(そら)の下で 菜の花が咲いてゐる 路傍に弌(ひと)つ 願ひ有り 遥かなる海の側で 菜の花が咲いてゐる 白砂(はくさ)に弌つ 望み有り 僕は今迄 弌回(いっかい)も 菜の花の願ひを 菜の花の望みを 考へたことは 無ゐのだが 遥かなる宙の......


ビーレビ杯不参加 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2024-11-20

光について

 九十九空間
 15   1198.6   1   7 

真夜中、僕の部屋より すこし明るい夜空 とても寒い国に住んでいた 友だちが見たオーロラ あるいは白夜 昨日わたったセーヌ川 鴨川にあふれた桜のはなびら レンズフレア 昼の東京ではなく、昼のパリ 夜のパリではなく、夜の東京 未明に満ちるしずか......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-02

あの芋の葉は、

 古銭好き
 10   561.0   1   1 

 あの芋の葉は、哲学になった。  どれも本物みたいで  どれも偽物みたいで  その点、特に花丸だ。    分別なしに摘まれたとこも  芳しくないはずはない。  あの芋の葉を哲学にするのに  エタノールの沼に沈ませた。  自尊心、驕り、......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-10-29

無気力(かもしれない)

 shrink
 2   379.4   0   1 

窓を開けると春野が 九穴から僕の中に入ってきて 僕を食べつくす寄生虫 僕に恍惚の死をくれるだろうか 五月の風は 膝枕で寝ていた子どもの髪を撫でたときのように 絡みつくようでひとつも絡みつかずに吹き抜けた 指先を まだ秋になりきっていない......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-05

アイスボックスクッキー

 田代ひなの
 2   309.1   0   1 

冷え切った世界でたった二人 お互いに寄り添ってでしか生きていけない 理解されない者同士 拠り所はアナタしかいない いつか二人一緒に愛し合いたい 友達のままでいいからさ 冷え切った世界でたった二人 お互いに悲しい......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-11-13
投稿作品数: 3355