diary_aryarchive_3 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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diary_aryarchive_3    

31 # 心停止した機械の蘇生に立ち尽くす、それだけで時給は発生するけど、何も出来ないのは辛すぎて、永遠があるならさっさと死にたい、皆の溜め息が天井に充満する頃に、黄泉から生還し息を吹き返す、誰もが望まない再始動、絶望のラインが規則正しい音を立てる、永遠なんて要らない、さよならだけが必要だ。 # こんな奴が居ても良いなから、居なければならないに変わったのはいつからだろう、デブで不細工の黒人と、不健康そうな白人、まるで見世物小屋に並んでる役者みたいなのに感情移入して戦えないよ私達、そして当たり前のようにアジア人は省かれている、下手物エイリアンがヒーローを名乗っている、そしてゲイだ。 # なにもないところが、埋められていく、触れない程の熱を帯びた言葉に、ゲイのアスペ文豪は周りに興味がないから、仕方なくルールに従って思ってもない一言を書いてる、そんな彼に私も興味がないから、空な返事をする、彼の態度を非難する人はいない、ご近所さんにハローと挨拶する、それに近い感覚だからだ。 # 中東から暴力が飛んでくる、住み着いて、喜びや怒りを全て大声で表現する、この土地が、また大きく揺れた時みたいになったら、放火と盗みで夜が照らされ、瓦礫の下に強姦した女を隠すのかな、この国に夢を持てずに飛び立った若い人達は、向こうで職に有りつけず炊き出しに並んでる、ここはとても広い筈なのに、狭く生かされてる。 # アブラゼミが息絶えて、ツクツクボウシが残された夏に縋っている、東北の深夜は涼しくなり出した、トンネルを抜ける間、対向車は来なかった、そのままドラムンベースのビートに乗って、白とオレンジのルミナスロードを駆け抜ける、朝から感じていた右脳の重みは、いつの間にか取れていて、幽霊は見えなくなった。 # あの家の窓辺には、枯れてしまったサボテンが雨を欲しそうに佇んでいる、家主は施設に入って、誰も住んでいない、庭に葛が流れ込んで来て、緑で飲み込もうとしている、いつか言葉の通じない獣や人が何処からかやって来て、そこに住み着くのだろう、やがて取り壊された跡地には、ススキが生えて隙間を埋める。 # 深夜高速を聴いて帰ってたけど、生きてて良かったなんて思えなかった、自販機前で車を停めて、甘えられないから白BOSSを買った、星は見えないが、雲の動きは見えた、とても速く過ぎていく、ラッキーストライクのトーストみたいな香りの煙、それを嗅いだ時に生きてて良かったとなんだか思えて涙する。 # 今年の夏も多くの命が亡くなりました、生まれてくるものは種を問わず少なくて、世界がちょっとずつ静かになりだしている、そんな気がしていた、地方新聞には通夜のお知らせが何人も名を連ねてる、知っているだけの人達が何人もこの世を去った、親しい人の名前は見たくないな、コップの中の氷がカランと鳴る。 32 # 生まれてから現在に至るまで原罪を背負ってる、業の山、沼道を歩いていると重さで沈んでいく足、やれることは何だと、とにかく急いだ、喜びや悲しみが汚れちまうその前に、禊したつもりだった、でも無駄に身を削いだだけだった、剥き出しの真ん中、心臓だけがウンと頷く、私は困難でも生きていけると。 # 擂り身になって固められた命が、箱の中でズタズタに敷き詰められている、冒涜の列車が走り出す、投入で弾かれて、検品で弾かれて、加熱され、ネット出しで弾かれて、フリーザ前で弾かれて、金属探知で弾かれて、箱詰めで最後に弾かれて、やっとコンビニ並んだエリートも、大半が買われずに賞味期限を過ぎる。 # 逝ってしまう感覚は最期まで分からないけど、エクスタシーとちょっと切なさが入ってる、そんな気がした夜、今週はアニメを見ていなかった、だけど漫画でフライングしている、この先起こることは全部知っている、だから追い掛けなくても良いかな、綺麗な茶わん蒸しを食べた朝に、まだ沈まぬ白い月が浮いていた。 # 所詮はお花畑組の仲間だから、幾ら泥塗れに生きて、口から毒を垂れ流して、日々を呪っていたとしても、大したことない、頭の中はハピネス、お手手つないで歌ってる、変わらない空に特別さをでっち上げて、写真に撮って涙を誘ってる、神様なんていない、何処を探してもいないのに、そんなあなたに起きる奇跡が憎い。 # 定期的にシコって抜かないと、溜まった精子が腐って悪さをする、男の性を代表して、アナタは酒を飲みそう呟いた、私は血液と一緒に、月一で、卵を出してる、身籠らない子宮が内側から、何やってんだと叩いている、それでも理性が、本能を押し潰してる、貧乏、トラウマ、恋愛のスタート、その果てが遠いと拒んでる。 # 狂ってる奴が格好いい、そんな風潮はもう止めにしたい、世間の大半が凡人で真っ当だ、世の中を回しているのはその人達のお陰で、狂ってる奴がぶっ飛んでいられるのは、この人達に甘えて生きてるからだ、でかい夢を捨てて、特別な生き方を選ばなかった、私も含めて全ての凡人へ、明日を輝かせているのはあなた達だ。 # アダルトビデオみたいな視点は、私にはなくて、天井を突き抜けて、名前も分からぬ星を眺めている間に終わった、まぁ夢での話なんだけどね、徐々に閉じていく夏があって、夜が1日に長く滞在するようになった、アイスは3回しか食べていない、麦茶を飲んで身体を冷やしていた、ずっと日陰の場所にいたい。 # ヒーリングミュージック、松果体の石灰化を防ぐ特殊な周波数、それに挟まる楽天カードマンのうるさいCM、癒しなんて誰もくれやしない、ポエトリーラップの切実なリアルは、重ねた声で何を言ってるか分からなかった、感情だけが伝わる、これは歌ってられる冷静なヒステリーだ、小石を川に投げ付けた。 33 # 下手すりゃ折り返しの人生、朽ちるまでの過程に楽しさがある気がして、アクションを大して起こしては無いけど、自殺の勇気も無いからだけど、賽銭投げて御祈りする感覚で期待している、これで終わらない筈なんだと、人生は思ったより長く続く、でも記憶は切ないね、1本の筈なのに、ぶつ切りのメモリーに今日も私が乗っている。 # 未だに引きずる未練を擦る虚しさを、鳥がそうだと説くように囀ずる早朝、落ち込んだ朝顔はもうそのままなのだろうかと、散歩道で確かめる、言い過ぎと言われっぱなしの関係を、私は解消出来る程に余裕がなくて、目の前に広がる光景を見て見ぬふり、自己責任、自業自得、嫌いな言葉なのに従っている。 # SNSで発達障害者が、注意喚起であるあるを発信してる、お前は当事者だけど専門家では無いのだから、バーナム効果で健常者の日常を脅かすなと虫酸を走らせる、皆、何処かしら足りないし欠けている、新たに名前が生まれて、人はそれにカテゴライズされていく、何処までも他人と遠くなる、これは差別で間違ってるだろうか。 # 納屋の高い所に猫が住み着いて、子供を産んだ、真夜中に見掛ける乳牛模様、あれはきっと母親だ、ストレスを溜め込んで吐き出している内に発火する年輩の同僚、怒りから、怒りしか生めないのは辛い、ヘロヘロなポエトリーディング、イボコロリで剥がした踵が瞬く間にタコを作り、苦しさを重ねていくこの頃。 # メジャーに行ったあのバンドを、友達と変わってしまったね、ダサいよねとバカにしながら、もう聴かないフリをして、後も、今も、コッソリと聴いている、好きを好きだと言えない私は、昔から変わらずに臆病で嘘つきだ、変わらない事に良さを求めてるのは、そんな自分を肯定したいから、やってるだけ。 # 思い通りに行かないなと、好きな事をいい加減に呟いている、これは望んでいないけど恵まれて生きている、砂浜に打ち上げられた巻き貝には、古い海の音が、奥の方から鳴り響いている、全てを吐ききった後の無音を聴くのはいつ頃になるのだろうか、返事は返って来ない、だったら要らないやと遠くへ放り投げた。 # 彼ピッピの為に騎乗位も上手くなったし、見えないオシャレでパイパンにもなりました、動く度に知性が削がれて、大好きに支配されて、乱れちゃいそうになるのはまだ恥ずかしいから、軽く下唇を感だ後に、ヤル前と変わらない笑顔を出すのに全力です、録画もしているからリベンジでまたしたくなっちゃうねー。 # 詩人になっても見える範囲の世界は変わんなくて、咄嗟に出る皮肉が少しだけ上手くなったくらいだね、選び抜いて着飾った言葉は、おはようや好きですやバカ野郎なんて裸のものには敵わないし、何の為に時間を割いて私達は文字を打っているのだろうね、愚か者の集まりなのに互いにギスギスしてて居心地も良くないのにね。 34 # エラーが続いて見れないアニメは、2日も続くとどうでも良くなって、このまま結末を知らないで終わってしまうのだろう、意識不明のアナタが、生きてる世界をどうでも良く思えてしまったのなら、死んでしまうのだろうか、夢を見た、真っ黒な景色、黄緑に光る海、波の無い心電図の中を、私が独りで泳いでいた。 # バズったツイートにスパムみたいな短歌が貼り付いている、新しく出会っている人達の存在に私は気付けないで、悪態を付き続けている、古い人達は私がクズなのを分かっているけど、そうじゃない人は品行方正を求めてしまったりするんだろうね、外が余りにも静かだから、バランスを取りたくなる癖が治らない。 # お~いと彼岸からの呼び声に気が付いて、疫病神に触られて泡の吹いた弟を見る、看護師だった頃の回復体位は記憶の彼方、名前を呼びながら胸を数発、殴り付けることしか私には出来なかった、救命病棟じゃ分からずじまい、病名が欲しいわけじゃないけど、ハッキリしないモヤモヤを抱えながら過ごした休日。 # 日曜日の昼寝が最後の睡眠時間だった、これから寝ようと誓っても、弟の顔が目蓋の裏に焼き付いて、小さな物音や咳を耳が大袈裟に拾ってしまう、オステオパシーのお礼に頂いたウィスキーをがぶ飲みし、微睡む景色の中で睡眠薬をチャンポンした、一握りの理性だけを残し、 私はこれから眠るから助けられないと部屋で言う。 # 目を覚ますと電話がなっていた、停止することの多くなったマシーンが遂に壊れたのだろうと、寝ぼけがら出ると、あなたは遅刻をしていると言われる、10時間以上の睡眠は、目を閉じて開けた瞬間に昼になっていた、身体はとても軽いがあっという間過ぎて、嘘をつかれている気がしたが、カレンダーの日時は正確だった。 # 著名人が亡くなった、すると何処からともなくご冥福やらお悔やみの声が湧く、笑顔が素敵だった、もう見れなくて悲しい、天国で会おうぜとか、死体を踏んづけながら、人の死を悲しめますとアピールしてる、私は口にしない、どこまでも勝手なオカマ野郎、老害社長だったと心の中でいつまでも罵って生きている。 # 平凡な落ち着いた日だが、亀のような動きで番重交換をしてくれないインド人に殺意を覚える、お前のせいで私がこの先出会うかもしれないインド人達への印象は最低になっている、お前はヒンドゥーの神々にしばかれて輪廻転生をずっと繰り返していろ、お前は人間1回目なのか、前世はなんだ、畜生か。 # アナタは不定期で詩になる、そういった意味では誰よりも詩人だ、私は書いてばかり、誰かに私を書いて貰ったことなんて無い、訃報には、思ってもない綺麗な言葉が陳列してる、私と同じ畜生が、汚れを見てみぬフリしてる、かける言葉が見当たらない。 35 # 洗濯の際、取り出さなかったポッケの硬貨、ここから始まる藁しべ長者、選択した効果は何処まで続くのかな、あなたにとってどれだけの高価であるのかな、贅沢だろうけど買えないもの、代えない物が、あるいは者が、私は欲しい、お前が欲しいとBLANKEY JET CITYは歌っていたんだ、ロッカーになりたい気分なんだ。 # 力強い声と艶さえあれば、作られた天才になって世界に向かう、下り坂を転がり続ける私の空を、鳥となって羽ばたいた、私は眩しい人の影がコクある事を願う卑しい人間だ、辿り着いた先で岩が道を塞いだ、転がることも出来ない自分を嘆いていると、沢蟹が横からやって来てクラムボンの正体を教えて通りすぎた。 # 何度言っても懲りないアナタに、いい加減諦めることをしない私は、アナタといつか、分かり合えると信じているバカな奴なんだろう、友達から貰ったウィスキーは、缶酎ハイばかり飲んでいる私には美味しすぎて、悪酔いもしないから瞬く間に飲み干した、私は食事の質が悪い方が長生き出来る、そんな気がした。 # 一噌食いばかりしている、この前まではタマネギ、その前は蕎麦だった、どちらもあるけど今そんな気分じゃなくて、食べたいものを探してる、私を味見する人は居ない、首元を軽く噛んで、滲んだ汗を吸った人、切り傷からプクッと膨らんだ血液を吸った人、口付けの時に混じり合う唾液を吸った人、何処にもいない。 # 暇を潰そうと思えるくらいに私の人生には無駄と余裕がある筈なのに、今だけに集中して今日を乗り切ろうなんて切羽詰まった矛盾を抱えている、四川省と上海を交互に遊んでる、賢くなってる気はしないが、洗礼されていく手捌きが確かにある、チキンラーメンを食べながらウィスキーを飲む、だらけながらも冴えている。 # 知らない社長の成功の秘訣なんて読んで、自分の心だけが前向きになっても、現実はそう変わらない、そして本心は前向きなフリをしてるだけ、お腹の中で私達は生涯の事を、実は全て話されている、思い出せないようにされているだけ、今朝の夢みたいに、朧気だけど、忠実にそれをなぞっている、皆の運命は必然である。 # 今日も誰かが、聞いても直ぐ忘れるような知らない賞レースの通過や受賞を投稿している、昔話や自慢話はやめろと説教をしたアイツは、ツイッターのプロフィールに24時間365日も受賞歴を載せている、気を付けして、頭下げて、両手を差し出す所にサムライが来て、斬り落とされたら私はゲラゲラと笑うだろう。 # 平日は気を張っているから、休みの初日に体調を崩していることが多い、お腹がグルグルとなっているからトイレに何度も向かうけど、出せるものなんて何もなかった、水に流したいあの日、私の全てを否定されたあの日、ひたすら黙り込んでいたらアイツは怒りのやり場がなくなって、何か言えよと私にネタを求めてたな。 36 # 身体の調子と天気が崩れてばかりで、何もせずに横になるだけの三連休だった、何か面白い事は無いかと探してみるが、世間はそれ程、面白い更新は起きていない、大谷翔平の記録位しか明るいニュースは無くて、そればかり流す片寄った報道に嫌気が差して、テレビを消した、もう衣替えの季節に成りつつある。 # 休日の終わりには、泡立ちの悪い手作り石鹸を贅沢に使う、泡まみれにるまで身体に擦り付ける、どことなく強いアルカリのヒリヒリした感覚が、古い垢や皮脂を剥がしている、そんな気がした、私の大好きなホタテの刺し身に父は手をつけなかったようで、歯もとっくに磨いたのに、冷蔵庫から取り出して口にする。 # ゲームアプリのCMが最悪の選択ばかりを繰り返していて、母子家庭が悲惨な目に遭っているけど、私は救ってあげたいという気持ちが起きない、積み上げられた麻雀牌をひたすら消していく、その事ばかりに夢中だ、彼岸は暖かさすら持ち去ったみたいで、半ズボンを全てタンスの奥に仕舞わせた、あの服が見当たらない。 # 熱帯魚に食べられていく、信号機の無い渋滞地帯、どこかの国の王様は、理由も分からず押し潰されそうだ、ダンジョンに落とされては、無謀な経験値で騎士はいつも挑んではやられてる、そして崩壊するとうもろこし畑を、私は目を閉じてやり過ごしてる、牌を積み上げて作られた、上海を鳥のように啄んでいく。 # 製造番号が無いから、生まれた場所が分からない、そんな商品を今日は作った、監査前の掃除よりも大事な事、それは印字をどうにかすることだと思う、気紛れで眺めていた海外の掲示板に、女子高生のハメ撮りがあげられていた、3年前に見た記憶がある、彼女はこの事を知らないで生きていられるだろうか。 # アナタは基本、炭水化物ばかりだから脂肪が増えてるのだと、ワカメばかり食べて、お腹を下す日々を送る私に母はそう告げた、見えてる場所で2つ、お弁当に1つ、そしてコッソリ仕事帰りのローソンで、ゆで卵3つ入りを食べている、思っているよりもたんぱく質中心の生活をしているが、足りないのだろうか。 # 思っていたよりのめり込んでいた、広告を課金して消すことにした上海、勝手に決められた焼き肉へのお誘いと、労働時間の変更、そして休日出勤のお願い、私の知らない所で私の生活が決まるのはしんどいなぁ、休みは薪や炭を作りたかったのに、労働は本格的に夜へとまた片足を漬け込んでいく、朝帰りになる。 # ゆで卵を食べると、小さくて歪な満月がそこにはあって、帰り道は雲が多いから、月を見掛けない事が多かった、赤いサンテの目薬を差す、これから寝るというのに、何をハッキリと見たいものなんて無いのに、強いて言うなら、良質な夢を見たい、最近は前職で仕切る夢を見る、あんな所、さっさと忘れたいのに。 37 # 手詰まりばかり起こしてる上海、知恵を使わないパワープレイは、自動シャッフルで救われている、気紛れな天気に、どんな格好をすれば良いのか分からないまま過ごしてる、別に仲良くは無い、黙々と互いに仕事していただけ、焼肉屋なんてごめんだから、休日出勤を受け入れた、日付を跨がない事を条件に。 # 食べ物に溢れているのに、口にしたいものが見付からない、煙草を吸って考えているうちに、いつの間にか満たされてしまった、余計にカロリーなんて摂る必要は無い、遠くへ出掛ける気分じゃないけど、長い距離を歩きたいと庭を行ったり来たりしていた、理由や目的地なんて必ず1日の何処かに設ける必要は無い。 # ほにゃほにゃの、顎と歯が砕けたようなポエトリーラップじゃなんも伝わらないよ、だけど感情を込めすぎるとなんか臭くて聴いてらんないから、丁度良いところで歌ってくれよ頼むから、アナタからの貰い火は、このまま大きくなるのかな、それとも小さくなるのかな、また製造番号を刻む機械が死んでるんだ。 # カレーの匂いがする台所、明日の朝は福神漬けを山程に乗っけて食べるんだ、そういえばこの前のなめこ汁は朝に食べようと思っていたのに、食べるのを忘れていた、軽い二日酔いで目覚めたあの日も、しじみ汁があったのに、私は水ばかり飲んでアルコールを薄めていた、長靴の踵が磨り減っている、足裏が痛む。 # 交換に来ない番重を独りで取り替える、これを延々と繰り返す、忙しさの中に手抜きを感じて、投入する手付きが荒くなる、上海の山を崩していく、揃えた牌がカチッと音を立てて消えていく度に散らかった心は整っていく、そんな気がしていた、許さない人に限って謝って欲しいんだと口にする、私は昔から知ってる。 # 不登校気味でヒステリックだったあの娘は、高校は誰も知らない私立に入学して、最近になって近況の話が出た、どうやら数年前に結婚をしていて、今は県外に住んでいるらしい、多分子供も居るのだろう、もう一生会うことは無さそうだな、きっと皆の事を嫌いだったんだろうな、私の事は忘れているだろう。 # 鬼蜘蛛は夕方には巣を畳むから、縁起が良いままで居てくれるね、私もアナタの前ではずっと神の使いでありたいと思うけれど、そんなに品が良くないから、悪くなる前にそっと日陰の方へ隠れてしまいたい、でもずっと居なきゃいけないから、毎日が幸せだけど辛いんだ、横一文字が多い生活はまだ出来そうにないや。 # 面識の無いあの人は工場長で、皆からの嫌われ者、それを分かっているから忘年会には参加しないらしい、この前の理不尽な注意を私はまだ気にしていて、視界に入れない生活を心掛けている、身も心も傷付いた分だけ言葉が深く鋭くなってくれたらなと思うけれど、まだ経験が足りないのかな、伝わらない事が多々ある。 38 # 夢を見る奴等に夢を抱いてたあの日、無言で消えていく仲間を見る度に疲れて、唄すら忘れる生活を過ごしていた、もう一度集まってくれるなら、私はさよならを告げた人達に光が射さない呪いを唱えることを止めようと思う、日溜まりを作りたいんだ、皆が集まってくれる場所、その為なら石を投げ付けられる案山子にもなるよ。 # アーカイブのプールは澱んでいる、残業が確定した世界線で、上に昇れないふくらはぎの血が、足を苦しくさせる、交換したい削れた長靴はまだ履かされたまま、休日出勤は嘘を理由に早退をする、お金は確かに欲しいけど、それよりも健康が欲しいから、その日を勤め上げる事を諦めた、日付は跨がず家に着く。 # 気紛れで始まった残業は、勝手に生えた都合で無くなった、私だけが黙祷をしているような時間を過ごしている、インダストリアルな機会の音と、口から産まれたようなおばさん達の会話を、お経に例えて聴いている、文句の内容は、働いてる限り成仏はしなそうで、工場の中、出口を探し求めているのだろう。 # 手巻き煙草を1本だけ作り、買い癖の付いてしまったカフェオレを飲みながら吸う、デジタルに分解されたヒーリングミュージックは、癒しの周波数を正しく届けられているのだろうか、この日だけを乗り切れば、明日は自由だと思っているが、飛び回ることはなく、疲れ果てて泥になって、沈んだように寝るのだろうな。 # 気紛れな几帳面、手直しの必要の無いものを弄くっては、ぶつくさと愚痴を口にする、お前のその感性にはうんざりしてきたこの頃、抑えきれない積もった感情は、下履き手袋をゴミ箱へ、そしてロッカーを殴って凹ませた、病みながら働いた日曜日、疲れが私を短気にさせる、未成年の性的衝動に神経質な大人が集ってる。 # 精通のした少年が、大袈裟なスポットライトを浴びて、芸術論争に犯されている、本音を避けた言葉は誠実なのかな、私はカエルなりたい、田んぼに飛び込み、大きな命を抱いて、そして抱かれたい、この大地に私の子種を注ぎたい、そして私自身も孕みたい、シンクロナイズセックスにケロケロとした共鳴を重ねる。 # 夏は暑かったからと、季節をずらした蚊が私の血を吸う、他の虫達は夏に死んだというのに、あんただけがズルい戦略を試みた、この頃は雨が多くて駐車場の水捌けは悪いから靴をいつも汚くしている、キチガイおばさんは私が怒鳴ることに怯えて何もしてこなかった、それで良いんだ、私は今、あんたには容易く振り切れる。 # 芋っぽい同級生が結婚したから綺麗になったのかなと思ったらそのまんまだった、大人しそうな夫婦のセックスを想像するのは楽しい、私がお金持ちなら、札束ちらつかせて目の前で行為を観てみたい、どんな映画よりもワクワクするだろうな、明日も雨だし残業だ、寝落ちするまでの楽しい考え事のメインにしよう。 39 # 赤肉にまみれた原木と七曲り、賽の河原みたいな時の中で、集めた次亜塩素酸水の味がする団子、まだ十月は前半なのに、草臥れた帰り道で甘やかしのツマミと酒を買う日々、ご機嫌を取る度に、財布の中身を気にして貧しさを感じる、追い焚きのしないお風呂の中で、凝り固まった肩に血が巡るのを待つ。 # 愛は理屈じゃなくて本能よって台詞は何の漫画だったかな、それとも私が勝手に作った台詞なのかな、ポルノ動画を見たい、優しさのないハードコアな奴、別に恥部をまさぐりたい訳ではない、映画やアニメやドラマよりも、そっちから栄養を貰いたいだけ、新聞屋のバイクの音がして、飼い犬がそれに吠える早朝。 # 真っ白いトンネルを抜けると、記憶の失くした街の芝居が景色として眺められる、書き記さない方が可能性は秘めていく、そして拡がっていく、細かく自作を解説をする詩人は、自信の無さと、作品の自由を狭める愚か者でしかない、私は軍服を着て、彼等のそれを長い遺言として聞き届け射殺していくのだった。 # 忙殺の果てにチキンラーメンとアルコール、値上げの厳しさを感じながらも買って、微温湯の中で血が生き返るまで、麻雀牌を崩していく、私達は筋書きを知らされていないだけの役者、死ぬまで演じ切る、語らないことがロボットの可能性を拡げていく、やはり自作に対して弁舌な詩人の作品は、顕微鏡で覗いても宇宙は見えない。 # 久しぶりに見かけたゴキブリは、思っていたよりも平で、工場内をカサカサと歩いていた、カンボジアガールはイマイエニオルデス、穴の空いた助っ人、それでも回すしかない、だって機械は動いてしまっているから、食べ過ぎたジャガイモ、複雑に編まれた食物繊維が絡まりながら腸内を動き、トイレの回数を増やす。 # 休みの始まりは体調を崩して寝込んでいる、大いなる王を垂れ流しで観ていた、クレヨンだったアンドロイドの無機質な豊かさに惹かれていた、上海の中でもマイナーな奴を選んだつもりだったけれど、どの界隈にも人がいて、イベントがあれば圧倒的な差を付ける奴が存在する、私が一番の場所は何処だろう。 # 画面の固まったインターネットを眺めて待ってあげることはしない、コイツらは無視をされると顔を速く覗かせる、そんな性格をしている、あれだけ嫌った湿度が今は欲しくて、部屋中をびしょ濡れにした、湿らせた新聞紙は玉にして、不細工なインテリアにした、乾き切るまでにはまだ遠い、それだけ水を含ませた。 # 身を清めたくなる、手作り石鹸を身体にひたすら擦り付ける、泡にまみれてはシャワーで流すを繰り返すと、私は少しだけ細く、そして小さくなっていた、若くはならなかった事に落ち込みながらも石鹸を擦り続けると、とうとう私の全ては溶けてしまった、限界まで薄まった私は、海を包み込んでいる。 40 # 前頭葉の退化が加速して、ベトナム人を追い出せと騒がしいヒステリックサイレン、日本人を呼び戻せと怒鳴り散らすが、去っていった人達全てがお前のせいで、皆がアナタの事を嫌っていると告げられる、明日から来ないと捨て台詞を吐いて跡形もなく散る、労働から癌細胞が消えた、明日の朝は輝かしい。 # 前世が豆腐のモヤシくん、同情もするけど休みすぎ、アルコール依存、そして鬱になるまで自身を追い込んだ私、弱っている人に手を差しのべたり、心配する気持ちが薄れた人間になった、現場に出て大した掃除もせずに帰る奴等に比べて、2つ3つもやる事がある私の方が可哀想だ、誰にも褒めてもらえないし。 # モラトリアムに甘ったれた葛藤の類いは、言葉を並べる前に殴って、学校に行かせればいい、よく見付けたねそんな雑誌の公募、受賞したからってあんたをスゴい奴とは思えないよ、小さい天下が雑草のように生えている、あの山の猿だってそうだった、もううるさいから殺されちゃった、目立つ奴、目立ちたい奴は死ねば良い。 # 慣用句を産み出せない私達の退化、早朝4時の馬のような悲鳴、夢と現の境目で陰部をまさぐり、神様に魂を引っ張られる、二度目の発作と素早い回復体位、ふざけたような真面目な理由に、やり場のない感情を拳に、お前の頬を叩いた、致命な病気じゃなきゃそれで良いけど、乗り物には数年間乗れなくなるね。 # 君に似合う自転車を探している、それをもし買ったなら今度は乗せてもらおう、大災害のあの日から、もう何年も乗っていない、補助輪も、支えてくれる手も無いけど、また上手に乗れるかな、転んだ数だけ、ちゃんと起き上がったから、大丈夫だよねきっと、私は、私だけの道を転んでも起きて、乗って進んでる。 # 透明人間の骨を拾い集めて、恐竜を作ってみようかなとサイコな考え方をしている、時代がどれだけ進んでも、トイレのウォシュレットに私達が肛門を合わせに行くのだろうね、誰もいない窓辺から、夏に見掛けたヤゴよりも多くのトンボが 秋空を飛んでいました、金色の稲穂に爆撃機、纏まらない思考が渦巻き燃える。 # 1日のトイレのリズムは、朝の白湯を飲んだ数で調整されていく、冷えすぎた北側の廊下を、薄すぎた格好で歩くのは辛い、濡らしたタオルが部屋の中で乾いていく、手離された水分が喉を潤すには役不足だ、加湿の為だけに電子ポットでお湯を沸かす日が来るのだろう、鼻をかむ回数も増えてきた、漢方が必要だ。 # この国は国民にとって優しく出来ていない、酒を飲んで警察から逃れる為に、時速100キロで逆走し人を轢き殺しても中国人なら許されてしまう、万引きしたお爺さんが逮捕されるのに、お金の使い方が悪い政治家は捕まりはしない、楽して儲けたい人達が、老人をバールで殴り殺して、数万円を盗んでいく。 41 # ミュージックマシーン、電子の国、音もなく崩れ落ちた、寂しがる犬の遠吠えで朝が忙しくやって来る、露の多い道、草はまだ緑を手離せない、都会で流行るバカで過激な強盗が、この田舎町の窓をいつ割に来るのかと静かに怯える、パトカーの音なんて聴きたくない、ただでさえ老人だらけで救急車が増えてるのに。 # 忙殺の日々、機嫌の取り方は常に現金払いだから、1000円札の枚数も減ってきている、変わらぬ表情の紙幣とにらめっこばかりしている、近いようで遠い給料日、何も気にせずマックを食べたい、家に帰ったら冷蔵庫をあさって、食べ物が無いなら水で誤魔化している、満たされたい、上も中も下も全部、満たされたい。 # 頭の中で広げた空想は、まだ発展途上で完成もしていないのに、私は何か別の事を考えたくなっている、そういう世界が私の頭の中には幾つもあって、忘れられたものだってある、私だけの月刊誌はいつの間にか廃刊してしまって、連載内容と漫画家の名前も思い出せない、今はレトロゲームを作るのに夢中だ。 # いつも貧しくて凍えてばかりの緑髪の女性、私はアプリをインストールして助ける気にはならない、かみさまについて語っている人達が、きっと課金をしてまでも救ってくれるだろう、私の神様はこれから人生を歩んでいく人をバイク事故で殺したからもう居ない、私が殺した、私は常に天中殺の世界に生きている。 # マインドキラー、どのリミックスも踊れてしまうけど、開放的に身体を動かしたことは無いから、クラブに行かず部屋の中だけでコッソリしている、雨風が強い日に限って身体を動かしたくなる、目を閉じて、壁を意識から取り除いて、音楽を空気に溶かして踊る、夢中になってると壁にぶつかって、我に返り哀しくなる。 # 確定された忙殺ルートの延長に、キレ散らかす、おばさんのヒステリック、私は貝のように黙り込み、機械の音を故郷の海に例えていた、不倫現場にして、ハメ撮りしたのを思い出にシコってるよりも、プロレス会場の方が楽しいからそれで正解、秋空は不安定で、窓を開けても暑いから、エアコンを回してる。 # 色んな解釈はあるけれど僕にはそれは分からない、お前がそう言ったのを私はまだ覚えているよ、答えが決まっている詩なんて僕の考えた謎なぞでしかなくて、鼻息ふんふんでセルフ解答してる姿は、言い放ったジョークの笑い所を自分で説明するようなつまらなさを感じる、私の中では詩人じゃない、既に死人である。 # 寂しかったらしい、リバーブの効いた声で、壊れたように大バカ野郎と繰り返してる、きっとアナタの前世は蟹、皆と同じで前を向いてる筈なのに、進むのは横で、どんどん正道を外れていき、此処に辿り着いたのだろうね、一緒だった人達は、砂粒よりも小さくなる程に遠くへ行ってしまったね、もう間に合わないね。 42 # 厚い本の真ん中に潰された小虫が、数年振りに陽射しを浴びる、上海の牌を揃える音がこびりついた耳は、カチカチと透明な牌を軽快に揃えていたけれど、どうやら手詰まりみたいで聞こえなくなってしまった、式帯びになる気がする、そんな事を考えながら、缶酎ハイ、喉を鳴らしながら飲んでいく昼に近い午前。 # 作業中にトイレに行くのが申し訳なくて、水を飲むのを控えてきたのに、どうして膀胱は尿に満たされていくのだろう、そんな自分に苛立ちながらも抗えず、謝りながらトイレに抜ける、それが今の勤め先での大きな不満、人に悩んできていた以前と比べて、とても平和なんだよなと思いながら水を流した。 # 給料日にはペットのおやつを買う、前日にはお酒を買う、余ったお札はゲームを買う為に貯めている、そんなルーティンがいつの間にか出来ていた、ムシャクシャしたら何でも良いから言葉にして、その中に怒りを閉じ込めていた、最後に楽しく書いていたのはいつだろう、手作りの詩集は読み返すと怒りに溢れてる。 # 老いた木を切り倒して、薪ばかり作っている、小屋の中は既に山積みで、新しく作ったものは野晒しにして乾かしている、とは言っても雨が多いから濡れてばかり、たまには古い薪を集めて燃やしてみよう、火を眺めると荒んだ気持ちが浄化される、虫が火に飛び込みたくなるのは、きっと汚れを落としたいからだろう。 # 爆弾を巻いて特攻したのに、綺麗な胴体が残るような漫画だから、復讐劇の始まりもなんだかクエスチョンが浮かぶ内容だった、寒い日と暑い日が互いに交差する、羽音を鳴らさずにトンボが宙を漂っている、寒くなる事が増えてくる外に生きることを選んだ理由はなんだろう、女郎蜘蛛の居ない巣が朽ちたまま残っている。 # レモネードと甲類焼酎、摂りすぎたビタミンCがお腹を緩くして、トイレに籠らせた、何十年も会ってない同級生は夢の中で母親になっていて、おもちゃ売場で子供の駄々に笑いながらも困っていた、アナタは私の夢を見ますか、もう随分と会っていないけれど、夢の中の私は今の姿に更新されているのだろうか。 # 男子の中で肩パンチや失神ゲームが流行っている頃に、女子の中では百合が流行っていたらしい、あの娘とあの娘は付き合っていて、鍵を閉めた部屋で裸になって、繋がれない性器を押し付け合っていたなんて、噂話でよく聞いたりしていた、私は男子と居るのが楽しかったから、肩を殴り合い、互いに失神していた。 # 試される大地のポストハードコアを聴いてる、冷えた空気は音をハッキリとさせる、賞味期限の切れていたプロテインを貰い、ヘトヘトに蕩けた台所でシェイクして飲み干す、ココア、バニラアイスクリーム、混ざりあった甘味が私の足りないタンパク質を補う、換気扇を回さないで煙草を吸う、部屋の霊を追い払う為に。 43 # 綿にすら傷付いてしまうような柔らかい肌、そんなものに触れてみたい、暫く治らない傷跡に、私を思い出してくれますか、天国行きと彫られていたエレベーターに乗って、最上階に着いたら、今度は飛び降りろだなんて、馬鹿馬鹿しくなってやめたよ、田舎にパトカーが彷徨いてる、この頃は強盗が増えているからな。 # 幻を見ていた、紙の身体が燃やされ、瞳の中で車輪が回る、休日に晴れたなら、何処か青い場所に出掛けたい、私の涙を薄める所、バトルガレッガのパイロットになって、狂った紅いイカを打ちのめしたい、屑鉄にしてく、これからの事柄について、壊れた人形が徘徊をしている、ピザ屋の警備員は夜に忙しい。 # 誰もが心に刃を忍び込ませている、表に出すのを堪え忍んでいる、本当はビスケットなんて好きじゃない、口にするならクッキーを食べたい、アンコで出来た生物の、町での死に様よりも、山奥での殺戮が私の好物だ、ゆっくりしていってね、父の観る映像がつまらない、刑事ドラマばかりで特撮をやめたからだ。 # 未練を引きずった、下半身の味を忘れられない大人達の、遠回しな文章が掲示板に転がっている、アンタ達に必要なのは肉体の言語、削ぎ落とされたアンアンという喘ぎ声の中に、伝えたい全てが詰まっている、笑われるよりも出会い系にされる方が救えない、乾いた性器を濡らす為に、お互いの身体が必要そうだ。 # 本当は使い古された膣を湿らせる感触が忘れられなくて、互いに牽制し合っている、どうでもいい大谷選手の記録がまた更新されていく、大事なニュースは報道されない、人殺しの外人が、不起訴と仮放免で世に放たれる、この国は国民にとって厳しい、優しさが消えて、自己責任で片付ける人々が増えていく。 # 紫外線を遮る窓は、陽射しの栄養を奪っている、会話の少なかった近所の後輩が、鬱病なんかじゃなくて、昔から場面緘黙症だったという診断に疑問を感じるこの頃、ネットの精神病患者は多弁でアクティブだ、戸塚ヨットスクールの狂気な指導は、この人達には必要かも知れないと魔が差す、少しは黙るのだろうか。 # 色んな所に目配りしているのに近眼が酷くなる、だけどボヤけた星空の美しさは、視力のある人には分からないだろう、風の入らない部屋だから、仕方なくエアコンを回して眠ることにする、フリーくらいが想像を膨らませられる、フリーダムだと私は何をしたら良いのか分からなくなるだろうから、瞼が重くなる。 # 繋がりトンボのまま車に轢かれている、まだ何も遺せていないのに、私達よりも世界は広大なのに、不幸に遭ってしまうなんて悲しいな、南極を泳ぐ鮫は何百年も孤独に泳いでいる、置いてけぼりは寂しいのかも知れない、忘れないと誓った友や思い出を、思い出せなくなるだろうから、その時はきっと水温が冷たく感じるだろう。 44 # 噛られた満月を眺めていたら、蜂蜜パイが食べたくなったけど、仕事帰りに寄ったコンビニでは、カロリーの高い豚骨味のカップラーメンを買っていた、プロテインのココアバニラ味があるから、それで満足するだろう、足りなかったら葛湯を食べようと思う、情報と手捌きが多い中で、凝り固まった肩が解れていく。 # どうでも良いよオオタニサン、お前の功績なんて不幸なニュースよりも見たくない、スーパーキャンセルをしたい、取り除かれた先に何が残るのだろう、きっとテレビは消滅するのだろう、ドラマは演技が臭くて、バラエティーはバカらしくなった、ドキュメンタリーだけが私を夢中にさせる、知らない人の生き方が気になる。 # 誰にも取られず腐れ落ちる柿は、何の為に甘くなったのだろう、距離感のバグった女が、昨日も騒ぎながら帰って行った、小さな支配をしてみたいと、ひっつき虫の蕾だけを千切って歩いた散歩道、数年後には名前も知らぬ多年草が生えていました、アンタら花を咲かせても可愛くないのよ、それだけでも違ったのに。 # 加工所は四角い鉄だから、いつの間にか夜になっている、夕方から夜への移り変わりを、社会人になったのに見ることが少ないのは、勿体無い気がするな、でも朝焼けを見るようになったな、あの時間はまだ何もかもが透明で美しい、渇いてないのにミネラルウォーターを買って飲みたくなる、そして私は水になる。 # 点が線になって、束になって転じて天になって、血が地下に落ちて、die血で大地が固まり、この世は現でも幻、黄泉に挟まれたサンドイッチ、お腹は空いても下しても鳴っている、輪廻転生の装置と歯車が私の臓器、デザートバナナチーズ味、合わない知って買った焼酎、噛み合わない文章をガムみたいにくっ付ける。 # 言葉のフロウは軽い方が良い、ボディブロウなら重い方が良い、苦労するなら若いうち、不労でいるなら老いた先、作ろう梟みたいな賢者になって、闇バイトするバカに知恵の実でも売ろう、皆が賢く生きられたなら、傷付かない事を選択して生きれる筈なんだ、見えない神様について争ったりしない筈なんだ。 # 前方転位した背骨が苦しくなる、脱皮時の柔らかい身体になったら、誰かに優しく治してもらいたい、コルセットは膀胱を圧迫してトイレを近くするからやらない、乾燥してきてるから咥えた煙草で口の薄皮を持って行かれちゃう、毎日がポップスでも振り返ればオルタナだった、眠くなったら寝ても良い土曜日。 # アンビエントジャングル、静かな夜を駆ける、イメージは最高の建築家、瞬く間に造り上げる、濡らした紙が乾いて軽くなったと思ったら交換しよう、明日は選挙、裏金と宗教と、圧迫を重ね続ける国会議員の首を刎ねる許可をもらったんだ、次いでにタイパ・コスパ言って行かない若者も、思考停止で自民党一択な老人も殺そう。 45 # 性格が悪い分、道を踏み外した分、生き方が間違えた分だけ、せめて言葉だけはと考えてきましたが、綺麗な物を書けないで、私の生涯は終わりそうです、憎まれてる筈なのに、世に憚れ無かったのはどうして、でもそんな事をもう考えなくて良いのかも知れない、来世は多年草になって、咲いては枯れたい。 # 遠くに老いた麺のフレーズに疑問だった、抜け落ちたアルコールと共にどうでも良くなった、どうでも良くなりすぎて、先祖返りの山へと、私は猿になり去ることにしよう、長居したけど人になれなかった、利口に言うことを聞けませんでした、けど人里に帰って来た人達がいるんだ、田畑と祭りが始まる、もうそれで良いんだ。 # 無言電話が続く毎日、遠くでは微かに話し声が聞こえているけど、話し掛けても返事は帰って来なかった、君が戦場から帰ってきてからも、瞳にこびりついた血や死体、耳にへばり付いた銃声や悲鳴に悩んでいたのを知っていたのに、私は何も出来なかった訳では無いけど、役立たずだった、どうして私は弱いのだろう。 # 何が悲しくて、何に怒りを感じて、そんな時ばかり私は詩を書いてるのだろう、どんなに言葉を捏ねくり回しても、全部助けて欲しいと言っているね、逃げ場が必要だった、涙を列べる毎日に、慰めは、乗り越えてきたばかり言われて、誰もくれなかった、小さな悩みは大きな靄になって、私は遭難をしている。 # 落ちこぼれて、流れ着いた先が、一番見合ったお給料をくれる場所でした、吃音、てんかん、アルコール依存、鬱、筋繊維痛症、私を作るその他のエトセトラ、挫けても起き上がるのに疲れてしまったよ、機械の音に混じって死にたいと口にして、天井を見上げる、何か見えて来ないかなって、フラッシュバックしかない。 # 朝鮮朝顔の乾いた葉を砕いて、煙草葉と一緒に巻いて吸う、削れていく知性の中で思ったのは、こんな感じに何も考えられなくて、理解が出来ない状態になりたかった事、残念ながら私は賢い、故に考え事ばかりを増やしていた、人は、自然は、世界はもっと単純な筈なのに、私が思考で再構築をしてややこしくしてる。 # 進研ゼミでやった所みたいな、人生のネタバレが欲しいんだ、ぼったくりなの分かってるのに、限定マックが食べたくて仕方がない、期待が私を殺していくのに、うんざりしているのに、どうして私は他人に夢と希望を持ってしまうのだろう、分かり合えなくても、一理があるような気がして、裏切られても尚。 # 食べ物だけに純愛があって、歩行者天国の真ん中で、私は踏まれ続けて殺されていく、そろそろエキセントリックになりたいな、何度目の誓いだろうか、アイドルになってみたかった、電波を受送信していそうな、最先端の言葉遣いを生み出して、ジャンルに私はなってみたいから、ダラダラ日記を書くのをやめるだろう。



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作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 22567.0
お気に入り数: 2
投票数   : 3
ポイント数 : 0

作成日時 2024-10-27
コメント日時 2024-11-17
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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叙情性00
前衛性00
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 エンタメ00
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構成00
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閲覧指数:22567.0
2024/11/21 21時52分16秒現在
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    作品に書かれた推薦文

diary_aryarchive_3 コメントセクション

コメント数(12)
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-10-30)

パッと読んだ限り、ですけど、人好きのする作品ではないですね。 ただ、コメントがつかないのは、コメントしづらいからであって、内容がよくないからではないと思います。 粗っぽいところがそのまま魅力になっている。メモを書き連ねているだけで、話に一貫性がなく、読み終わった後に感銘を受けるようなこともなく、、筆力もあるし、作者さんのペルソナにも魅力がある気がするんですけどね、なにが足りないのでしょうか? ひとつには、人生の解像感みたいなのが不明な文体ですね。そうなるのは、おそらく、この作品に、真の意味での「他者」が出てこないからですが、だからといってむりくり他者との関係性を描写すると、きっとこの作者の独善的なものの観方てんこもりでくるんだろうなと容易に想像がつく。 ただこのシリアスさと緊張感は貴重ですよ。Bレビューは軽くて不真面目な奴ばかりですからね(おまいう)

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カオティクルConverge!!貴音さん
おまるたろうさんへ
(2024-10-31)

読んでくれてありがとうございます。 私の詩は現在、ヒップホップの路線を迎えています。韻ってよりフロウ感ってのを意識してます。 一貫性の無さやメモの書き貯めというのは本当にそうで、日々の出来事をなんかちょいちょいとポエミ感じられそうなワード突っ込んで書いてるからです。 また、独善的というご指摘も本当にそうです。座右の銘と言えるほどの言葉ではないですが「私は間違っているが、周りはもっと間違えてる」ってなテーマみたいなのがあります。この発言してたの後から知ったんですけどヒトラーだったんですよねぇ、独善的だといや、独裁的なのかなぁ自身に思いました。 貴重なもんが書けてたのは嬉しく思います。ありがとうございました。

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万太郎
万太郎
作品へ
(2024-10-31)

男は女性に自分に不都合でも正しいと思うことを言われたい欲求もあると思う。女性に賢さを求める人もいるけれど、強引な男性に靡く姿を見ると、そういうものを求めても仕方ないと思うこともあるし。 お説教がしたいわけではないというのも感じるし、媚びて癒しを与えたいわけでもないわけだから、この気難しさの中で書き続けているうちに、そこに共感と新たなニーズを生み出せるのかもしれない。 恋愛社会問題、どれか一つによらず、森羅万象を語ろうとしているようにも感じます。 いいとか悪いとか甘いとか酸っぱいとか言いづらく独特な感じで、慣れがないとわからないまま終わっていく感じがします。

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カオティクルConverge!!貴音さん
万太郎さんへ
(2024-10-31)

読んでくれてありがとうございます。 ビーレビでかなり昔に、なんかの作品に対して私自身がワーワー言っていた事があって、突き詰めて、先細って、深くもぐっての果てにジャンルになるみたいな感じじゃなくて、ポップとコア、キャッチーとマニアックの境目、何処にも属せない中途半端さを新ジャンルとして呼ばせたいなぁ、中途半端ねぇポエム作りたいなって思ってたんです。 やっと私はなんか言いづらい、何か半端な物を書けたのかぁと、とっても時間が掛かりましたが、その感想を頂けて嬉しく思います。

0
野良 ○弧
作品へ
(2024-10-31)

今月の作品群の中で、一番良いと思う。と思った。

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お弟子さん
お弟子さん
作品へ
(2024-10-31)

なげーよ。

3
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-01)

食べ物だけに純愛があって 食事はやめられません。糖尿ですが。

0
カオティクルConverge!!貴音さん
野良 ○弧さんへ
(2024-11-01)

今月一番頂けました? どうもありがとうございます。

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カオティクルConverge!!貴音さん
お弟子さんさんへ
(2024-11-01)

なげーのかいてんだからなげーのはとうぜんだろ

1
カオティクルConverge!!貴音さん
田中宏輔さんへ
(2024-11-01)

糖尿は制限かかりますからねぇ でも制限かけられると余計に恋しくなる気がします。

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吸収
吸収
作品へ
(2024-11-07)

夜中に目が覚める 何度も何度も見た夢 高校時代に初めて赤点を取った時の夢を見ていた、小学生の頃から毎日塾に通い難関中学に合格してからも毎日勉強漬けの日々だったがエスカレーターで入学した高校の二学期の試験で初めて1教科赤点を取った。 周囲の風景が歪んでいた。 担任は挽回する機会はいくらでもあると言ったがわかっていた、能力の限界だった。 正直もう伸び代がない程に努力はしていた 単純な問題、ついに学校のレヴェルについていけなくなったのだった 夢から覚めてもその時の気持ちを引きずっている、焦りと恐れと。 僕は、暗闇の中で携帯を探す YouTubeは繋がったままだった。 画面の中の彼女は僕に優しく語りかけていた 睡眠の為のasmr 僕は冷たい汗をかいていた 側に置いているハンカチで汗を拭う 「木暮、これ片付けて貰えるか。」 プロデューサーからの一言 「片付けるって… …ここの倉庫に入れても良いんですか?」 「いや、駄目だからお前に言ってるんだよ 他の道具とは訳が違うだろ。」 「いや、これらレンタルなんですよもう返しても良いんですかね?」 「いや、ダニエルはもう帰国したんで次、もし使うとしても半年以上後なんだけど 返すと次使う時にまた借りれるかどうか、 なんでまた芝居に組み込んだかね 阿波さん、そこんとこ理解してないからな いや、しかしこれはこちらの問題もあるか? お前のせいでもあるんだよ」 とプロデューサー 「いや、自分は阿波さんから言われて ジュークボックスとなんかもう一つ面白そうなガジェットみたいな注文で探して来ただけですよ、これに関しては小関とか大森とかも 持って来てたんですけどなんか自分の借りて来たやつが使われて... ...」 僕は頭を掻いた ちょっとイラッとしたと言うか なんだか少し厄介な問題になりそうだったので。 缶コーヒーのCMからのスピンオフ作品なので次があるかどうかもわからないが このdiary_aryarchive と称された機械 映画専用の小道具レンタルでピンボールとか ジュークボックスが並べられているところに 一緒に置かれてあったので、つい一緒にレンタルしたけど、撮影でまあまあのガジェットとして使われてしまって 次回も撮影があるなら押さえておかなければ ならない物になってしまった。 「返してしまうとなぁ、次に使う時に万が一無いとかなるとな、面倒だしな、どうするか 木暮どう思う?」 「はぁ、… …まあ自分の責任でもあるんで 幾らか出して貰えるなら自分が買い取って 自分の倉庫に保管しときますけど。」 「あぁ、お前の趣味だったなそう言うの もう中みたいな感じだな まぁ額にもよるけど半分ぐらい出すから 交渉してくれる?頼んだぞ」 「了解しました、いまから連絡してアレなら 物だけでも今日のうちに自分の倉庫にぶち込んどきますんで、交渉にプロデューサーの名前出しても良いですか?」 「オーケーオーケーその内、店のロケとかにも とか言っても良いよ、千鳥とか」 その時、向こうからアイドル達が来たので プロデューサーはさっさと行ってしまった ちょっと浮かんだな プロットは大体出来てるな 最後まで書いたら6万字ぐらいかな

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カオティクルConverge!!貴音さん
吸収さんへ
(2024-11-17)

なんか何処かハードボイルドを感じる小説の始まりですね。続きを見るにはこれをまた書かないといけない訳ですが、予定よりも早く次で最終回なんですなぁ。

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