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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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銀河鉄道バステト号の夜

 植草四郎
 6   1271.0   0   0 

銀河鉄道だと思ったら ちくわだった 乗り込んでみると 中には座席や車窓があって 座席はすべて宮沢賢治で埋まっていた この車両だけかなと思って隣の車両に行ったが 同じだった 私は恐怖を感じて降りようとしたが 出口がどこにも見当たらない 車窓......


受賞作
作成日時 2018-09-02

夢の跡の別れ道

 stereotype2085
 20   1307.8   0   0 

親友だった日々。君の半身の体を支えては雨を遮った。バランスの崩れる姿勢。故郷では震災を思わせる。色気のある男だった。君は。君は世俗を生きる術を教えてくれた。僕は失いかけた芯を取り戻すことが出来た。僕は君の体を支え、君は僕の心を支えた。今では一瞬の幻のように消え......


受賞作
作成日時 2018-10-02

飛び歩く現代詩の実験室

 川吹利夫文芸村/ぶっきー
 6   1195.4   0   0 

今から書くのは詩ではないと思ふ。 だから最初に言うとくわ みんなごめんな。 詩書き仲間が取った新人賞の 一次で落ちたのは俺や。 題名のつけ方は斬新やったと思う 募集テーマが「母」で 題名が『過疎地の村の不倫ババア』。   不倫したら   ......


受賞作
作成日時 2018-10-01

壺中天

 社町 迅
 6   1385.8   0   0 

夜がフケていく。世界が空気でなくエーテルの底にあると信じる人は、夜に浸る自分を絞っては、星空から素敵なものを取り込もうと必死だ。携帯している水筒の中には、お砂糖とスパイスが詰まっている。 夜もまた必死だ。下手な人間に与える神秘などないとばかりに、早く遠く霞ん......


受賞作
作成日時 2018-09-07

 ヤエ
 9   1201.1   0   0 

あなたと あなたと あなたと その間に わたし わたしをフォーカス アップに映すの 内側へ内側へ 目を向けて わたしをちぎっていく 他人と同じところをちぎりちぎり 最期に残ったものが わたし? アイデンティティー? あなたと......


受賞作
作成日時 2018-09-23

残暑

 タムラアスカ
 2   1097.9   0   0 

一過性の涙、それはスコール。すぐに乾き、噎せ返る空気がたちのぼり、引率者のように這い上がってくる虫。泣いたことが嫌いな人の吐いた息のようで気持ち悪く漂う。逆転を考えては、正しく奪えと爪を噛む。熱射病に罹った虫が動きを止める。ジリっと焦げた音。一過性の焼印、それ......


受賞作
作成日時 2018-09-18

公園の朝

 ももいろ
 8   1109.7   0   0 

九月、空が抜けて 小さな足がとことこ軽い 石掘る子の横で摘むネコジャラシの柔らかさよ いち、にい、さんで風に乗れる その頬を撫でてくるっと黒目が光るまで ここにいよう ここにいようよ 私もっと透明になる 戻りたい戻れない 行きつ戻りつ......


受賞作
作成日時 2018-09-19

ヨミテニ・タクス4

 カオティクルConverge!!貴音さん
 7   1439.3   0   0 

【現代数式】 問.次の詩の式の答えを求めよ。 「カップは注がれたコーヒーを飲んで欲しくないと願う÷抜け殻は放たれた身体を欲しがる×薬中の兎は枯草の匂いをから吸い込み人参型の注射を静脈に刺す」+「焼かれた地面にへばり付く亡骸×(螺旋状に昇る蠅―天国逝きの操縦......


受賞作
作成日時 2018-09-01
投稿作品数: 387