作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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帰路

 ほば
 10   2176.6   1   3 

北の地を放浪しても 得るものは老いた馬の 澄んだ瞳だけだった 若駒とともに嘶いたが そのように走れなかった 鞄をひらきぶち撒けて 夢も希望も熱狂も棄て 敗残兵なりに鞄は軽く 行けるところまで歩いた やがて大地が切れて海岸線の 帰......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-10

先生のおかげです、ありがとうございます

 フェレットのしつけ
 1   985.1   2   1 

ほっておいたら僕は、犯罪を犯していました 窃盗のような軽い犯罪でしたら、 多くの人がやっていることと思います。 裁きを受けた人も受けてない人もいます。 友達に多いです。 それはそれで良いのです窃盗は、 言葉の入れ替えですから パ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-28

竹林にて

 入間しゅか
 14   2152.2   2   3 

切り倒した竹は 何層にも空洞が仕切られていた 中には誰も住んではいないのだけれど 空洞には生活感があった 活きのいい空洞 こいつ生きてんだな でも鉈で割ったら空洞は死んだ 死臭はしないけれど ぱっくりと割れた幹は もう生き物ではなかった ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-03

 宵月
 8   1630.7   1   1 

咲かないで まだ咲かないで もうしばらく できれば永遠に このまま 蕾んでいて 白い花弁 少しずつ香り立つ 鼻をつく香り 咲かないで まだ咲かないで 私のためを思うなら 私の心の庭の隅っこで このままずっと 蕾んでいて 開き始める花弁......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-15

日記序

 yasu.na
 4   1220.9   0   0 

今日だけ日記を書いてみようと思った 変な思いではある 私は日記というものをよく書いたことがあるから でも思ったのだ、今日だけ、と これが錯覚的な強調だとしても 本当の思いだ 人はなぜ日記を書くのか 過去や現在や未来を検討したいから 或いは何......


縦書き
作成日時 2020-11-24

明るい朝の歌

 藤 一紀
 27   8063.8   5   4 

よく生きているひとは ぼくは好きだ 朝焼けを背に鍬で畑を掘り返す老婆 肌着姿で自転車を走らせる老爺 昨日と今日の夢のあいだで背を伸ばしている子ども 駅のホームで サラリーマンは曇っている 煙草のけむりは捩れた鉛の不平 制服の娘はイヤホンをつ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-10-28

通りゃんせ

 ふかお
 3   1144.7   0   1 

八百屋に行くと黒い野菜の束を突き出された 買い物かごには素性のしれない野菜がある 夢を見る人は あの幼児のように細い月を描いてはまた 私は自分で白あり人間であるという沈黙を作り出す 鳥の来る町で語らう 蝸牛管のらせん状になった形のなかで 静か......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-07

夢より

 狂詩人
 0   917.0   0   0 

眠いので眠ったのだ それがしかし 大きすぎる目覚めの中に僕はいた 天使が? 悪魔が? それとも僕が? とにかくいたのだ そうしていたのだ 何処からか 激しい祈りを伴って 雲が見当たらなかったので 即座に僕は理解した 当然......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-23
投稿作品数: 3357