作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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バーン

 エツヤ
 4   869.7   0   0 

変容の始まり 保持されてきた記憶を 引き離してくっつけて まとめあげたら燃やし尽くす 調和させようとする 規制が均等を保たせ 臨界点を超えた時 一気に侵食させる 炎は神聖であるが 荒ぶる点は獰猛で 自然からできた文明を 崩壊させて......


現代詩
作成日時 2023-07-27

白に映える

 石原誠
 5   1162.9   0   1 

氷砂糖がざらざらしている お寺の洗面台で氷砂糖を一つ舐めた 白と透明の間 舌に残るざらっとした感触 海に行きたかった 砂は真っ白じゃなくていい 灰色の海へ ビンとか空き缶とかが埋まっている海へ そこで小さい貝殻なんかみつけて 靴のままで......


現代詩
作成日時 2023-07-25

ジェフ君の見たもの

 エイクピア
 8   694.9   0   0 

ジェフ君が竹林で 竹をスパッと切って居た 手刀で切ったり日本刀を使ったり 場合によっては足で切る ドナドナを聴きながら切ったところで ジェフ君のサーガが途切れて 近くの川を見に行く 川に冒険譚は浮いて居なかった 川に居るのは鯉ばかり そして水......


現代詩
作成日時 2023-07-01

煙草と無花果

 しゃけ
 7   882.6   0   0 

無花果の匂いがした 花の無い果実はそれでもあまりにも無視できないほどの甘い香りを放っていて まだ少しも熟していないのに、と思いながら見つめていた ふと あなたに会いたいと思った 手をひいて、ここまで連れてきて そうしたらあなたはなんて言うかなぁ あなたは大人......


現代詩
作成日時 2023-07-25

轢けよ、馬鹿

 加藤万結子
 36   3051.4   1   3 

深夜のコンビニに行く。 目的はない。ただ、無性に食べ物が欲しかった。 食事制限がなんになるんだ。手術の目的もわたしの中では意味のないものになった。目標も見返したい気持ちも昨日の夕闇に落としてきた。堀田通を泣きながら歩いて涙をふみしだいてひたすら歩いて途中は......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-06-23

此岸

 DaysXMa≠na
 1   1036.4   0   0 

商店街の福引で竹見一毅の直筆レターが当たった。四等賞だった。 私自身すこしも竹見一毅を知らなかったけれども、四等賞なのだから有名なのだろう。 クリネックスやビスコくらいには。 三日後、郵便受けに入っていた封筒はざっくりした手漉き和紙ので、何だか竹見君らし......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-07-21

Comic Sans

 エルク
 6   1297.4   0   0 

真下の昨日と冬の裏 あしたとゆふの ちょうど 真横 アフリカの 現在地を 更新する どこにでもある カーナビゲーション こんにちは ケープペンギンのユダだよ 資本主義を お沈銀させた 塵ひとつない ......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2023-07-18

ゲオルグ・トラークル練習曲『夜』

 鷹枕可
 5   863.0   2   2 

夜は、木魂のなかで鳴り響く。 傷つきながら、 小梢は 揺れている、昔日に 手折られた 幾多の喉を、道の上に震わせながら。 銀梅花、 湖のひとみのもとへ 落ち、泛び乍ら 錆びた花々を、慄きのなかで 滴らす、血は鮮烈な影を落として。 ......


現代詩
作成日時 2023-07-20
投稿作品数: 8528