別枠表示
B-REVIEW 7月のお題詩「思い出」
日頃よりB-REVIEWをご利用いただきありがとうございます。運営の沙一です。 2023年7月9日の公式ツイキャスにて、7月のお題は「思い出」に決まりました。 夏は開放的になりますし、夏休みもあったりして、思い出のできやすい季節ですね。 思い出にまつわる詩を募集します。 以下、ルールを説明いたします。 ①この投稿のコメント欄では、お題に沿った詩の投稿を無制限に行えるものとします。 ②ここのコメント欄に投稿された詩の全ては、ビーレビ杯不参加とさせて頂きます。 ③システムの関係上、コメント欄に匿名で詩の投稿はできません。 ④コメント欄では縦書き機能は無いので横書きになります。それか、自力で頑張って縦書きしてください。 ⑤投稿者に対する返信として、連詩や返詩も可能です。 ⑥ハートの数を個人的に得点として競ってみるのもいいかもしれません。なので気に入った作品にはぜひハートをつけていってください。 ※無論、マナーガイドラインに反することは禁止です。運営の開催する企画でカードを発行するようなことになってほしくはありませんので、くれぐれもマナーガイドラインを厳守していただきますよう、よろしくお願いいたします。 B-REVIEWマナーガイドライン&ルール(必読) https://www.breview.org/forum_blog/guideline_and_rules それでは皆様、よろしかったら遊んでみてください。
B-REVIEW 7月のお題詩「思い出」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1945.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-07-11
コメント日時 2023-07-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
思い出は足が遅いから 若い頃は大事に出来なかった 置いてけぼりにされた思い出は 何を思ったか 思い出は足が遅いけど 最近じゃ僕の方が遅くなっちゃって 思い出の背中をながめることが 多くなった 思い出は何も言わず 僕の前をゆっくり進む 思い出に先導されるように 僕もゆっくり進む まえへむかって うしろからきこえるあしおとには まだきづかないふり ちょっとおどろかせてやろう うふふふふ
2「山口百恵」 斎藤さん斎藤さん 思い出の音はなに? うぃーうぃーう、うぃー それハムスターだよ うぃーうぃーう、うぃー それハムスターだよ うぃーうぃーう、う、うぃー それハムスターだよってば 斎藤さん 大事にしようね う、うぃーうぃー ハムスターじゃないよ 思い出だよ うぃい
1「時間のマジック」 鉄塔の列 子供の頃鉄塔のてっぺんの光が点滅するのを見て どこかへ行くこと、行けることを感じた 悲しいようで嬉しいようで不思議な思いだった 車の中の前の席にはお父さんとお母さんが座っていた 子供の頃はいつも時間がたっぷりあって ただ空間は全体が歪んでいた 事実は次々と行き過ぎて行くのに 鉄塔だけは確か、でもそれも点滅していた 私が見えなくなる 遠いところへ行く、あるいは 時間のマジックはあらゆる人を化かす ただ一つ確かに思えた空間も、昔は病んでいて 私は悲しさに浸る 誰も本当の所は失敗してはいけないんだと分かってからでは あれらの夢は 舌足らずでも教えてくれていた、のに 美しい日本語よ 私を救ってくれるはずの 自由な絵達よ 私が見つけるはずだった幻の宝の地図 それを、託したくて 全ての冒険者よ立て 私の生きれなかった現実を知っていく全ての勇者達よ 暮れていく空はただの空 秋風に吹かれて雲とカラスが飛んで行く 時間のマジックを見破れるかな 一つのロボットが壊れるとき 時のねじが一つ外れる
1. データ No. . 確認します. . . . o moide . 該当する箇所に 金属片の混入 データの現像は修復 できます .デバイスの有効性 臓器の修復率 . . 操舵手と . ルートの検索を開始します システムの作動中はスクリーンの コマンドを. Aと. . . B F . . 小文字の「 O が 検出 .. . ねェ . . . 「どうしたの? . .
1育成牛舎と肥育牛舎を見回る 牛たちはいつも人が来たのを見ると じっと見つめ 耳を立てて 近づいてきて 匂いを嗅いでくる お互いを完全に忘却して ロボット哺乳が行われる自動哺育牛舎で 三か月世話してきたのだ なのに お互いがお互いを忘却してしまっている あれだけ接していたのに 治療と給餌に 心砕いて なついていたのに 肉牛はすぐ大きくなる 30キロで生まれた牛は 半年で200キロを時に超える 面影がすぐ消え 次から次に産まれてくる牛たちに 記憶が上書きされ続ける そして牛に 過去も未来もなく 永遠に続く今を生きている 今感じる全てが 命の全てなのだ お互いがお互いを忘却する ただ 残された記録が残っている 「ああ、お前か」 牛は 近づいてきて 大きく膨れ上がった体を見せつけ うしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうしうし と命を見せつけてくる 記録と経験は思い出として残る お前は全力で生きろ 肉なる その日まで
2その夜 私はチノパンを寝押しして寝ました 翌日目が覚めると雨がザーザー降ってきて 梅雨の季節となりました 夏は短パンとタンクトップで過ごし やがて季節は秋になりました 忘れていた何かが思い出せません 最近きのこの夢をよく見ます
1波打つよう轢かれた躰の欠片が四散し、あたりにピンクの雨と降る。それはいつまでもどこまでも揺蕩い流され川を生み、湖に誣いた。アヒルボートに眠る、面のない痩せた躰の幼女がたどり着いた場所ではないかと、たぶんそんなことを思って書かれたもの。蓋のない蛍光ペン、壁の凍み、頬の滲みをなぞる。
1時計修理工牀上に天球儀からからと陽に炙られあり日曜日 壁紙の解れ捲るる宵に死をおもはばいづれほどを死にそびれたる 駅舎轟轟と群衆の靴に踏み躙られ二十世紀ふたたびはあらず 出奔後ゆくへしれずの長男に徴税通達の印刷封筒 雑貨店店主眩暈軒先の薔薇南風に散りのこるは一株 教派分裂残り少な捕囚の輩ものおぼゆるとはわすれゆくこと さりながら歌の敵は歌ならむ記したるまま過ぎて七月 国家炎天にかぎろふ政庁府へ爆弾のごと檸檬の実り 重爆撃機開発資料軍閥に届けられたり模型ならず 資料館つめたき机に俯瞰図はひろごり校庭曝心地の同心円
2