作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

蒼い目をした白鯨

 stereotype2085
 8   2194.2   0   4 

東京スカイツリーが赤く燃える夜、 僕は朱色の月に映る白鯨を飲み込んだ。 白鯨は胃袋でのたうち回り、やがて消沈していく。 テレビで流れる醜聞、窓の向こうに見える人の陰。 心を覆い隠した群衆、濁った雲のある空。 人は変われずに、終わりの時を迎えるとしても......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-12

此処も月だったのかもしれない

 ほば
 7   1450.4   0   1 

わたしは穴を埋めていた 筈であったがいつのまにか 穴は増殖していたのだった それどころか穴は繋がり 今やトンネルが出来ていた 穴だらけ、やがてもろくなる スポンジの柔らかさも 穴開きチーズみたいな魅力も なくこれでは老いた骨だ さ......


縦書き
作成日時 2022-02-15

Jazz Cafe Monterey

 ふかお
 12   1910.7   0   2 

 古来、酒を調合してカクテルをつくるバーテンダーは奇術師のたぐいであった。  普段はガラガラにすいている私の店のバーカウンターが賑わう時がある。それはいつも月の綺麗な夜だ。満月の夜、海では魚の産卵時期となる。人間の深いところの記憶と本能が月の夜には現れるのだ......


縦書き
作成日時 2022-02-10

ツキノウラガワ

 尾崎ちょこれーと
 6   1226.8   0   1 

好きって言われた日は セカイ イチノ 卑怯者になった気がした ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-01

鉄分と海底_revised

 アンチアスファルトマン
 1   903.6   0   0 

ぶくぶくと泡を吐く魚雷が 駆けてゆく海の中の荒野 焼けた珊瑚礁がひそかに レジスタンスの決意を固める 雑魚の群れは一斉に逃げ 切り立つ岩に飛び込んでは 自らの身を裂き散らす 破裂したアンコウの皮が 影のごとく漂う波間 底には地雷めくタコノマク......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-12

三回目のレモングラス

 樟 澪琉
 1   995.5   0   1 

人肌以下の液体が マグに溜まる ツンとも香らない塊を 指先で引き上げると つつっと、 まるで 心臓みたい 不思議なものを飲んでいるなあ マグの中の液体は やっぱり 黄色には見えなかった......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-11

結晶

 yatuka
 3   1307.6   0   0 

傷付けられる為に 無垢で生まれた体の 愛という器官が 私を見て涙を溢す 会いたいと望んだ 見境を失ってしまうまで あなたというあなたは 何処にでもいたのに お願いだから もうかえしてほしい 魂を持たない私たちは 生きていけない振り......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-03

ケチャップ・ロンリープラネット

 ツチヤタカユキ
 10   1357.0   1   0 

ケチャップ工場の爆発のせいで、 全部が真っ赤に、染まったこの街。 生クリーム、宙に浮かび上がって、 雲の居場所を奪った。 閻魔大王が、休日にしてるファッションは、 ジェラートピケ 地獄支店で買ったやつ。 自分自身を自動操縦に切り替えて、......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-06
投稿作品数: 3355