作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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風物詩

 五木 國重
 4   943.6   0   2 

「ねぇ、あの河川敷でさ、花火をしようよ」              (何言ってんだよ、今は冬だよ) 「そんでさ、昼間は釣りもやってさ」              (考えたくもないな) 「なぁ、渋谷のハロウィンも見に行ってみようぜ」          ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-23

とけていく

 やめました
 4   1233.2   0   0 

いつも、溶けてぽとり。 落ちこぼれた命。 「私は何処までがワタシで、 何処までがワタシなの?」 そうやって 頭だけ解剖したって 何も出てきやしない。 何も、解けずぽつり。 取り留めた命。 ある人が言った。 「世界は思ったより、 単純な......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-08

赤頭巾ちゃん

 きょこち(久遠恭子)
 2   769.1   0   0 

まやかしの夜をいくつも重ねてきた 前の晩、狼に叩かれ蹴飛ばされて それでも次の日は笑っていなければならなかった テレビを付けて昆虫の標本を映したブラウン管を眺め このテレビ面白いねと狼は笑うから 私もそうだね面白いねと言うしかない 四次元ポ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-23

牛と接吻、それはもううんざりする。

 太季伊廊
 2   751.4   0   1 

ロースト・ビーフを取り分けたきみは、赤ワインを煮詰めたソースをかけて、血液みたい、と言ったのだけれど、ぼくはほんとうに血液に見えて、むしろ血管に流れているのは煮詰まった赤ワインなのだった、と思いだしたように言うと、バースデイ・パーティーに参加していた周りの大人......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-21

雀と白茸の舞遊

 やめました
 2   682.9   1   0 

雨の日の朝。 カビが生えた 窓のカーテンを開ける。 ちゅん、ちゅん。 「オハヨー、オハヨー。」 雀がないていた。 昼になると 仄暗い空から 光が微かに差す。 ぴっ、ぴっ。 「アソボー、アソボー。」 雀は数羽で水溜りで遊んでいる......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-22

虫の色

 U lei
 3   857.0   1   1 

明らかに大きいね君のそのリュック 老人が入るよきっと 喫茶店に入る人と虫 僕らそれを見て胸を高ぶらす 訳わからないことそのまま話したい ミサイルが飛んできて眠たったまま死にたい 足早に歩く彼ら 夏が来るのを告げる 自殺をしてる人 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-03

ト音の休日

 妻咲邦香
 3   1133.5   0   1 

友よ汽笛を描いた 時雨れて違えた法面に さらに時雨れた羊歯の睡魔を 政変へと、伏せ          這い進む  銃声    銃声  恋人だと言ったのは女中の間違い  「音階」がさらに登り詰め ウィールルルルルルル ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-14

我執

 かずや
 1   953.0   0   0 

デスクトップの写真を松坂大輔さんの引退試合から、中宮寺の半跏思唯像に換えてみた。 別にどうという意図はない。 きっと長崎で見たマリア像でもよかったのだろうと思う。 ただ実際そこで感じた何か、救いを求めた人達の気持ちに触れたかったのだろうと思う。 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-16
投稿作品数: 3356