「ねぇ、あの河川敷でさ、花火をしようよ」
(何言ってんだよ、今は冬だよ)
「そんでさ、昼間は釣りもやってさ」
(考えたくもないな)
「なぁ、渋谷のハロウィンも見に行ってみようぜ」
(まだ春だけど)
「紅葉も見に行きたいよなぁ」
(散るにはまだ早いだろうに)
「お前スノボーやったことないだろ、教えてやるわ」
(夏にする話じゃないだろう)
「初詣は近所のあそこでいいだろ」
(行けるだろうか)
「いちご狩りにも行ってみよう」
(秋には似つかわしくない)
「梅酒を漬けてもいいよな」
(君一人で飲みきれるのなら)
「約束だからな」
「約束したからな」
「お前とはまだやる事がこんなにもあるんだよ」
(騙されてやるよ)
(騙してみせるよ)
(騙されてみたかった)
作品データ
コメント数 : 4
P V 数 : 878.2
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2022-06-23
コメント日時 2022-06-25
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:878.2
2024/11/22 00時30分41秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。
今が一番良いというのは好きではないのですけど最近は明日の事とか昨日の事とかあまり話さないようにしています。だけど詩もひとりでは生きていけないでしょうねきっと。書くことも読むことも書かれることも読まれることもという感想です。
0さらりとしたテンポの良いボケツッコミ。 笑いあり涙ありの、今となって思い出される亡き友との日常的な掛け合い。それこそが風物詩であった。 オチでぐっと来ました。
0御拝読ありがとうございます。
0御拝読ありがとうございます。 繋ぎ止めれると思ってたんですけどね。
0