作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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山の辺の道

 森川 暢(Toru Morikawa)
 5   994.3   2   1 

蝉の声に誘われて新薬師寺に行きたくなった 白毫寺に行くなら新薬師寺から歩くに限る 夏は日が長い 盆も近い 山から先祖が舞い戻る 高畑から細い路地をずっと山に登る 写真館を通り新薬師寺についた 新薬師寺から山辺の道を歩く 空き地にはコオロギの声 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-29

答え

 yatuka
 4   895.2   2   1 

きらきらと光るので 血管を流れていたものが 結晶だったと分かる 自分が鉱物であることには 何も変わりがないと思い知らされて 明日からも冷たくていいのだ そう少し安堵する 本当に誰かを愛したかった 自己満足では嫌だった 誠意の奴隷になってで......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-07-01

立志片言

 野良 ○弧
 6   1215.4   2   0 

猥雑な生活の中で、生きている、 風の音に耳を澄ませて、 婦女は窓辺で来る日も、 月日の移り変わりを見上げている、姿。 婦女は沈黙を守り時に祈っている、 何をも私を縛る事のない私の空へと、 漂って生きる自由を求めていても、 心の劣る私を染めてい......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-21

あやかしの心を抱いて砕ける

 湖湖
 2   993.3   1   0 

あやかしの心よ 耳に聞く永遠の波間 爛れたる踏みにじられた熱の意思の蛇のくゆり 投げやりと時の刻まぬ夢幻の砂上の城に しとど濡れたか乾いたか 北限の氷に眠り清浄を祈り弔いに虫の息 最果てに逃げては砂漠にさまよい 記憶にまり遊び 許せ、許さん、忘......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-30

よわい

 柳煙?
 6   1151.8   0   1 

あばれまわり らくだつなぎ けしはやどり さすまただけ はがいじめの たんとうをもち さくらさくさくらさくさくらさく だれもかれもどこへもゆきつかぬことをしりてなを あがきとうめいなうずとなり だれもかれもどこへゆきつかぬことをしりてなをあが......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-20

大魔法の夜

 トビラ
 6   956.8   1   1 

生意気なストレリチアめ 二十四時が零時になる前に 大魔法を完遂する 天使長に感謝しなよ 今週のシフトはぎちぎちなのに 来週はきつい連勤だからな 信号機の先、坂道に 西から吹く風が強い むごいな、これは 天文学者と占星術師と作製......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-26

ほかほか

 たろいも
 2   999.4   1   0 

何か足りないのは「懐かしさ」だ。 いつも足りないのは「恥ずかしさ」だ。 タイムスリップしたような感覚に襲われることはもうない。 思い出が、もう足りないんだ。 ぶつくさ言うだけの毎日に、彩りを与えてくれた。 汗水垂らして育て上げた、炊きたてのその白......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2022-06-24

ある日

 紅茶猫
 8   1290.9   1   1 

疲れ石一つずつ積む お団子屋さんのおじさんの 前掛けの 寒冷前線の ナスカの地上絵に 花が咲いている ミニマリストの育てたウツボカズラが 夏を兆す 季節の爪の遮る背景に ネジの付いた言葉も バネの付いた言葉も 様式美を失ってか......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-06-08
投稿作品数: 3357