作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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弾け飛ぶ

 きょこち(久遠恭子)
 9   2139.8   1   1 

エメラルドの原石の輝きはまだ無くて スターサイドの粉末は弾けて溶けた 時が止まれば良いのに さようならと何度も言われて頬に伝うのは いくつもの沈黙という水分 老廃物の排出そして再生 鳥が羽音を立てて 木立に飛び移る 移ってはまた水面......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-06

祈り

 萼
 3   1181.0   1   1 

すべてが耐え難くて こんないのち終わっちまえと 叫びそうになるこの夜も 腹に料理包丁を向けたあの夕ごろも 往くなと言うから 思い出される あなたからの抱擁が あたたかな掌が そしてこの身勝手が 愛するあなたに 永遠なる凍傷を与え......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-11

在り

 吾
 0   881.2   1   0 

―空を、見つめてゐる ―空を、見つめてゐる ―空を、見つめてゐる やがて呼応するように 彼らは其の身を散らして行くのです 嘻、憐れなエジアカラ! 第三世界は淘汰されたり 仄かな色気を纏わせて 震わせた唇 洩れ出る吐息 煙が吾を誘......


現代詩
作成日時 2021-11-12

帰港

 斉藤木馬
 5   1391.8   1   2 

  帰港 造船台から進水する天体 見送る点滅灯 補装靴で登るアパートの階段に添えられた、花 人目を憚って摘み取り カーブミラー越しの遮断機 誰かのしゃっくり 路肩の猫たちが揮発して夜風となり 島へと渡る橋は寝言をぬかしている いつしか......


現代詩 画像 縦書き
作成日時 2021-11-07

 新染因循
 6   1558.4   1   1 

爛々と、燃える焔がある。 焔はただゆれながら あたりを燃やしつくそうと眺めている。 そのよじれた身のうちでは 黒く焦げた家々や 山のようにつまれた骨が ゆるやかに崩れていく。 いつからだ。 いつから燃えているのだ。 雷鳴のひびく夕暮れや......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-03

竜と蛇

 長谷川哲士
 1   1160.0   2   0 

黒雲はアッと言う間に ぐいぐいぐいぐい育ち行き 先刻までの青いお空を 覆い尽くして半殺しにしました しんしんと静寂の後の 小雨雨大雨豪雨 直ぐ様雷様鋭い刃で お空をサックリ 切り裂きジャック 程無くのメリメリ爆音 隣に座って居る幼い......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-08

人喰い峠

 ぱうら@ PAULA0125
 0   907.7   0   0 

むかしむかし、イエス・キリストさまは、峠に立っておられました。 絶望のふちにいた人々は、イエス・キリストさまに導かれ、 峠の麓の武陵桃源に参りました。 そんな暮らしを毎日毎日何千人と、イエス・キリストさまは、峠に立っておられました。 いつの間にか、イエ......


現代詩
作成日時 2021-11-09

タイトル決めてない

 鯨井鴉舅
 1   1108.0   0   0 

夜空に水を張ったら兮 お星さまらを浮かべましょう。 水平線に走るボートの 逆さ走りのボートの笛の モクモク沈む煙の上り 燻らす先で漁を始めら お星も月も飛行機も かけて浸すは水中灯......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-11-04
投稿作品数: 216