作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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科(とが)

 依
 2   1231.4   0   1 

君が死んだふりをしている間に 世界は君を忘れてしまう 才能という嘘の塊は 君を蝕(むしば)んでしまったね 刃渡り7cmの小さなナイフでも 誰かを殺せてしまうのだ 常識は新聞の社会面にも載らない だから世界はこんなにも憎たらしい 夜の匂い......


作成日時 2020-12-09

叶わないこと

 yuu
 3   1025.4   0   0 

君が言葉を話せたら 君はどんな声をしてるかな? これまで言えなかったこと 伝えたかったこと 堰を切ったように 一晩中話し続けるのかな? 目をキラキラさせて そんなことを想像してみて 僕はクスッと笑った 笑って 涙がこぼれたん......


現代詩
作成日時 2020-12-11

暮れる

 野良 ○弧
 4   1291.0   0   1 

茜に染まる、空を眺める女の姿は、 晩秋の風を、切る音と為る、 唯、口癖の私を、手紙の文書にして、 燻りを伝える、他人の灯群れを、 落ちれば割れる、 ガラス細工の、待ち合わせ時とも感じる、 季節の茜を、そんな女と思えば、 灯しの始まりを、見つけ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-01

風に揺さぶられる枝葉

 m.tasaki
 5   1194.3   1   3 

白い壁に囲まれた 誰もいない部屋の 窓の外で 木々の枝葉が 風に揺さぶられている 厚いガラスに隔てられ 無音のまま 激しく揺れる枝葉は 無言で語りかけてくるよう 無音に支配された 白い部屋の中では ただ秒針の虚無を刻む音だ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-07

まぜるなキケン!

 宝塚橋乃
 4   1416.6   0   1 

たしかにそんなフシは 何処かにあつて 化学反応なやうなものを ぢつと待つてゐるものの ウマイ塩梅でお目にかかつた ためしも滅多になくて せいぜい焦げた 奇妙なニヲヒがしたり 奇天烈な色のヘドロから マウマウとケムリ 巻きあがるのがどうやら ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-06

城崎

 五木 國重
 2   1229.1   0   1 

玉川上水 京橋 逗子 キシキシきしキシ 市ヶ谷 軽井沢 きしきしキシ キシ と おと がする 揺れる一枚の葉に動かされることなく 無頼に憂えた末に溺れる 多量の精算か/煙に巻かれたか あまねく陽を享受する夏の新緑 木......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-08

波の花

 雪下 まほろ
 4   1373.4   1   1 

ピーコックの羽根をもぎ取って、 蜃気楼には煤けた独りよがりを。 百目蝋燭が肯定するのは ヒューマノイドの未来、進化論。 荒城の月に口付けた心臓だけ、 漠然とした羽毛布団に埋められる。 貴方の恒星は蓄光、それとも、 ノイズだらけの野趣で廻るの? ......


作成日時 2020-12-06

落し物の二割は動物たちによって届けられている

 r
 9   1583.2   3   4 

市役所前じゃなくて 北見町三丁目で降りる そのほうが市役所に近い これは人々の常識 市役所前で降りた狸は 騙されたような顔で バスの行く方向 すなわち市役所へ 早歩きで進む なんとも言えない気持ち 西日を受けて 険しい表情 緊張のせいか......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-05
投稿作品数: 224